福島県の旧南郷村、いまは南会津町になってしまったが、南郷はトマトが特産品だ。国道沿いに共同選果場があり、9月にはひっきりなしにトラックが出入りしている。直販売店もあるが、それなりに大きい単位でしか買えないので、実はきちんとしたというか、箱詰めのトマトを買ったことはない。隣接する無人販売所で「1袋200円」というようなものを買っている。
「会津みなみ農協」の下に隠れている文字はなんだろうか。合併前の「JA南会西部」では文字数があわないし…。おもしろいのは「会津みなみ」という上塗りした文字と、「農協トマト共同選果場」という文字とか同じくらいの色褪せ方をしていることだ。また農協の「協」の略し方も、かつての看板用省略文字の流れを汲んでいておもしろい。 前日、バイク2台でこういう場所を下った。かつては道路だったところだ。前後区間はダートの林道の形をしている。かつてはこれほど水はなく、流れてはいても スーパーテネレでも登れた道だったのだが、ある年の台風以来、路面を洗う水の量が格段に増えた。今回は二人ということもあり、下った。こんな区間は1km くらいしかないのだが、そこを通過するのに2時間、へとへとになって下った。下った後、国道から入った路地の商店前でやっとありついた飲料を飲んでいた ら、トマトの収穫をしていたおばあさんが自宅から冷えたトマトを差し入れしてくれた。その甘くておいしかったこと!
稚内駅の北東にかけて、いまのANAクラウンプラザホテルや防波ドームも含めて、すべて港湾施設だったといっていい。いまのハートランドフェリー、当時は東日本海フェリーといったが、そのターミナルも防波ドームの近くにあった。そのフェリーターミナルは移転したが、その近くに日通の倉庫がいくつか残る。
体育館のような、あるいは農業倉庫のような。妻面にマルツウマーク。横に見えているトラックは、日通稚内のセメントバラ積み輸送用で、1台は「日鐵高炉セメント」とある。 側面に回ると、同じスタイルの煉瓦積の倉庫。その裏手には日鐵セメントのサイロ。 (Kashmir3D+地理院地図(空中写真)に加筆。右下の黄色い枠が、この倉庫) かつてはこの空中写真のように、この倉庫は岸壁に面していた。どんな船が岸壁についていたのかはわからないが、とにかく、荷揚げしてすぐのところにある倉庫だった。 今は下のように、岸壁の先も埋め立てられ、そこにフェリーターミナルが移転してきている。 大きな地図で見る
JR越後線の妙法寺駅のすぐ近くにある農協倉庫。2階相当部分の上部に窓があるあたり、まるで体育館のようだ。水垢でいい感じに煤けており、農協マークもある。手前の空き地には瓦が積まれている。
妻面には「島田農業倉庫」。ここは「長岡市村田」という町名だが、近くには「越後島田郵便局」がある。これはいまの地名ではなく古い村名。島田村+桐島村→和島村→平成の大合併で長岡市、という流れだ。和島村に「島田」という字名があったのかどうかはわからない。 妻面株はシャッターのようだが、壁である。体裁が違うので、もしかしたらかつてはプラットフォーム、あるいは大きな扉だったのかもしれない。 反対側は、長手方向が同じ長さで高さの低い、片流れ屋根の建屋がついている。ここにシャッターがあるので、現在はここから搬出入をしているのだろう。 手前に出っ張って見えるのは、消化器。なぜか、わざわざそこに箱を飛び出させている。 |
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