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須崎駅の跨線橋とホーム上屋
須崎駅の貨物ホーム上屋の続き。

貨物ホーム上屋の前に鎮座していた倉庫。側面両開きで、扉の高さは4mくらはあろうか。

単なる倉庫として撮影していたのだが、帰宅後、扉をよく見るとマルの中に書いてあるのは日通の「マル通」マークではないか。

コントラストを上げるとはっきりする。手書きで合わせたのか「通」の文字を円に沿わせて膨張させている。

現地で気づかなかったため、正面からロゴを撮らなかったことが悔やまれる。



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なんと美しい建物か。まるで日通の事務所のように、パラペット(と呼んでいいのだろうか)に「マル協」、それを囲むように「本別農協」。コーナーはラウンドを描き、まるでキハ07のように極縦長の窓が曲面に沿って8組はめこまれている。

現役の施設である

ラウンドしたコーナーの1階にはシャッターがある。この中は車庫だろうか。どういう形でクルマが収納されているのだろうか。

広島県の帝釈峡の近く、始終という集落で出会った農協倉庫。妻面の上部に農協のマーク。だが、その手前に増築されたとおぼしき建屋のせいで…いや、増築部分は「庄原市消防団東城方面隊」とあるのでおそらく消防倉庫。非常に重要な建屋だ。その左のスロープは隣の住宅のアプローチ。なんと高床な。

正面から。屋根上の三つのベンチレーターがかっこいい。

軒下、間口向かって右には「昭和三十五年十月十五日指定 食糧庁指定倉庫」、間口上には「倉番2 建築面積105m^2 内容積635m^3」。その上は非常ベルか。

こちら側は妻面むき出し。農協マークは色褪せていて、フチだけが白く残っている。

隣の建物は「始終地区老人集会所」。新しい建物だが、玄関まで5段の階段があるというのはいかがなものか。



JR山口線の日原駅にある農業倉庫。あまり農協倉庫ぽくはない(※主観)が……

道路側。この角度で見ると、胸壁(というのかはわからないが、その場所)にある縦の柱が、いかにも農協倉庫のようだ。

倉庫名 日原町農業協同組合倉庫
構造 鉄筋コンクリート
面積 本屋285平米 下屋199平米
収容力 標準6+6ton
建築年月日 昭和45年10月
くん蒸可否 可
格付 A


道路に沿って建て増しされているのだろうか。

積み出し用の扉。

とはいえ、この倉庫、いまいち惹かれなった。国鉄建築もそうだし、昭和40年代前半に恐ろしい発展を続けているようだ。
これを看板建築と呼んでいいのかどうかはわからないぶのは名づけの定義(関東大震災後に…)からして誤りなので「大看板の建築」とする。

紀州鉄道に乗ったあと、御坊市をうろついていたら、大通り(写真にも写っている)に背を向けてこの建物があった。

隣には大きな倉庫。古くはこちらが倉庫だったのだろうが、いまは事務所になっている。四隅…いや、道路側の二隅にコンクリートブロックの壁がある。まるでスマートホンの保護ケースのようだ。






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