国道417号の不通区間を冠山林道で越え、福井県池田町に入った。青看には、「林道冠山線」とR416のオニギリが同居している。ここからR476を東へ行って大野を抜け、R416を目指す。 勝山市野向町に掲げられてあった、「悲願50年 国道416号開通」。開通から既に4年。また、野向町にとっては、峠を越えて石川県小松市と結ばれるメリットは…素人目にはない気がする。なにしろ、福井市のほうがずっと近い。 それはともかく、進む。「最新の」酷道、という『酷道大百科』で鹿取茂雄さんが述べたことと違わず、いまの道路建設の基準でもって酷道レベルの道を作ったらどうなるかというような、他では見たことがないような光景だった。上の写真は、これから行く先があちこちに見え隠れしている。 つづら折れもよく見える。開通当初はきっと木立ももう少し低く、もっとよく見えたことだろう。 県境の新俣峠。 逆向きに。勝山の平野部が見下ろせる。 小松市側。眼下にこれから行く道が延びている。旧来からの道も拡幅されているわけではなく、なかなか厳しい。 この道幅である。 PR |
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