
新潟市の旧・栄小学校(新・日和山小学校)、旧・舟栄中学校(新・柳都中学校)の裏手、西海岸公園(という名称は何kmにもわたる広大なものなので、ここでは「日和山浜」とする)にある公園遊具。木をモチーフにした「基地」のようなものであり、1970年代後半に設置されたものと記憶している。40年近くもここにあり、今も子供たちが遊んでいる。いまだにしっかりしていて、公園遊具として立派に勤めを果たしている。
中央の2段構えの天守閣のようなものを中核として、橋のような枝が2本、うち1本は離れ小島につながっている。そして太い管状のものが1本。子どもが何十人も遊べる。なにしろ、小学校の卒業アルバムの集合写真は、ここで撮ったのだ。
隣接する入舟小学校の子どもには、天守閣その屋上に上がれることがステータスだったようだ。私が小学生の頃は、ここは「上がれないもの」という認識で、誰も上がっていなかった。
じっくりとご覧いただきたい。
ワクワクしませんか?
この遊具を「木の公園」と言っていた。もしかしたら、他の小学校や時代によっては別の言い方があるかもしれない。木をモチーフにしているこれを「擬木」といっていいのか迷う大きさだが、そういう観点で見てみる。

管状の部分の内側、地面には木目がある。側面から天井はツルツルだ。

そこからの脱出口になる大きな孔の周囲には年輪。

天守閣の下段の内側にも木目。床はツルツルに見えるが、もしかしたら摩滅した?

離れ小島に行く橋の断面にも年輪。

全体的によく整備されているが、よく見たら、こんなふうに加工がわかる部分があった。年輪は、そういうパーツを載せているように見える。他の場所で見ると、「幹」や「枝」の内側は中空のものもある。
* * *
話は飛ぶが、『ショッピングモールから考える』(東浩紀・大山顕)に、大阪にある、これと同じ擬木遊具の写真が載っている(P213)。愕いた。これは既製品だったのか。ということは、全国に、おそらくいくつかはこれがあるはずだ。すべてのここを探訪したい。
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