東海道本線上神崎川橋梁(上り内外線)
東海道本線上神崎川橋梁(下り内外線)
の続き。
4複線のうち、東から3組目がこの梅田貨物線である。
上神崎川橋梁(上り内外線)と同じと考えていい。製造も同じ汽車会社で1923年である。よって、ここも単に見てきただけ。

右が今回紹介する梅田貨物線用のトラス桁。複線である。右端が大阪方の第4連、奥に向かって第3、2、1連。奥が京都方。左は北方貨物線。
上の航空写真のとおり、ほとんど引けないのでこんな撮り方しかできなかった。橋台に登ればよかったかな…。
その橋台。

と支承。このハシゴに登れば通報されかねない。
そのハシゴの後ろというか、その部分のコンクリート表面には流し込んだ際の型枠の木目がうっすらと残る。また、骨材が適当というか、周辺で採取したのか玉砂利が多く混ざっている。
支承が乗っかる橋台の表面はそのようなことがないので、強度が要求される部分はもっと「ちゃんとした」施工になっているのかもしれないが、これは考え過ぎかもしれない。

トラス構の端柱と上弦材の接続部。似たような形の部材を切り出して、曲げて、組み合わせてリベット打って…。

上弦と、垂直材の接続部。鳥が巣を作らないように(だと思う)、トゲが設置されている。そうした部材や架線を支える部品は塗装されていない。

第4連の桁裏、それも大阪寄り。上り内外線と同じくネットがかけられている。

その奥。ここで、昨日の記事を訂正せねばなるまい。赤枠の部分、前回は「ボルト留めだから後付けだよね」と書いたのだが、ここではリベット留めである。桁の製造年と製造所が同一だとすると、上り内外線のこの部材も当初からあり、しかもリベット接合だった可能性のほうが高い。

上り内外線(右)との並列。
こうしてディテールを見比べると、兄弟橋だということがよくわかる。
北方貨物線に続く。
<参考文献>
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歴史的鋼橋集覧
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