東海道本線上神崎川橋梁(上り内外線)
東海道本線上神崎川橋梁(下り内外線)
東海道本線上神崎川橋梁(梅田貨物線)
の続き。
この4複線のうち、最後に架設されたのがこの北方貨物線である。それでも1941年(昭和16年)、リベット全盛の時代だ。

画像右は梅田貨物線。左が北方貨物線だ。
この4複線区間、東から3組はトラス橋なのに、この北方貨物線はプレートガーダー橋。スパンは同じなので、簡単に言えば技術の進歩でわざわざトラス橋にしなくても経済的なプレートガーダーで済むようになった、ということだ。
銘板。

鐵道省
昭和16年すは829-1
日本橋梁株式会社製作
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L.鉄 (以下読めない)
「すば829」の「すば」は後述する。「829」は、活荷重KS18、支間長29mという意味だ。支間長29mは、梅田貨物線や上り内外線のトラスの支間長に等しい。

桁裏。やはり手前側に網がかけてある。
私はこれを見て「上路なのに主桁が複線の両側にあって、線路用に別に縦桁があるのか、下路式プレートガーダーの、床版をそのまま上に上げたみたいだな」と思ったのだがちょっと待て。そんなことするのは、中路式プレートガーダーではないのか?
最初、上の銘板も「でば」(
でっく
ばんげた)だと思っていた。思い込んでいた。でも「中路ではないか?」と思ってよく見ると「すば」(
するー
ばんげた)だった。そうか、中路式か。

縦桁の部分。
右端、色をとばしているのでわかりづらいが、明らかに線路よりも天方向に突き出している。中路確定。中路はあまり多くないうえ、複線桁である。そう気づいたときには嬉しかった。
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