
この第八只見川橋梁は「渡らずの橋」だ。蒲生岳の山裾が只見川に深く落ち込んでいるこの地点では路盤を造りづらいため、桟橋としてこの橋が架けてある。地図で見るとこうなっている。「とりつく島がない」のがよくわかるだろう。

(
カシミール3Dと山旅倶楽部の10mメッシュ標高データで作成)
上の写真はA地点である。
全18連、RC桁と鋼橋の組み合わせで、会津若松側の第1連~第8連はRC桁(T型断面)9.8m、第9連は鈑桁で31.5m、第10連は25.4m、
第11連・第12連が62.4mのワーレントラス、第13連が31.5mの鈑桁、
第14連・第15連が19.2mの鈑桁、第16連~第18連が9.8mのRC桁である。
赤字のものは、飯田線からの転用桁で、ワーレントラスは天竜川橋梁、三信鉄道の発注である。第14連は不明。
第12連(右端のトラス)・第13連・第14連。

電柱のような流木が、手すりを突き破って桁の上に横たわっている。

第12連のトラス桁。やはり、桁の上に流木が横たわっている。

第18連のRC桁が終わると、スノーシェッドとなる。この部分の地盤は人工のものだろうか。地形図や衛星画像を見る限り、土を盛っているように見える。
路盤の側面、壁柱とでも言おうか、コンクリートの壁面を抑えている縦の柱の上半分が折れて下に落ちている(三ヶ所)。これも直さねばならない…のだろうな。また、シェッドの中にも流木が入っている。
写真には撮っていないのだが、第1連より東側に、路盤が流失して軌匡が宙づりになっているところがあった。只見線は橋だけでなく、細かな被害を多数受けている。
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