
宮城県の鳴子温泉から山三つ東側、国道398号が花山湖を渡るところに架かっている座主橋…の旧道。現在は人道橋として利用されている。この日は雨が降っていたということもあり、迂闊にも、遠方からのシチサン写真または真横の写真がない。美しいmポニートラスのカンチレバートラスなのに。
上の写真は北側(左岸)、ここでブヨに7箇所食われて、いまだに足に傷跡がある…。

北から南を見る。西側(画像右)が柵で仕切られ、水道管のようなものが2本、設置されている。そのために歩道は東側(画像左)にオフセットされ、写真を撮るときの平衡感覚がおかしくなって、以下の写真ともうまく撮れていない。
こちらには銘板はない。また、柵は人道橋化してから作ったもののようだ。

振り返る形で吊桁と碇着桁の接合部を見る。ピンが2ヶ所に見える。上弦のピンは碇着桁と吊桁をつなぐもの、垂直材上部のピンは、吊桁の構成要素のひとつ…だろうか。

真横(西側のトラス)。

別角度(西側のトラス)。

ピンがある垂直材と下弦、床版の接合部(東側のトラス)。床版の境から左が碇着桁、右が吊桁。

吊桁の中央付近から振り向く。各碇着桁は頂部の吊桁側で3ヶ所、左右のトラスの上弦を横桁が結んでいる。

南側の、碇着桁と吊桁の接合部。北側と違い、垂直材にピンはない。

その下弦部。

南側から北側を。

南側。こうして見ると、左右のトラスを結ぶ横桁が合計6ヶ所あるのがわかる。

南側には銘板がある。
昭和30年(1955)
宮城縣建造
内示 昭和14年二等橋
製作 ●●所
製造所は、現地で読んだ記憶では浅野造船なのだが、この写真では読めない…。ご教示ください…。
***
冒頭の写真に戻る。

この写真、橋の左側の湖面に橋脚跡のようなものがある。この座主橋が旧橋なので、これは旧旧橋にあたる。
肉眼では、橋脚跡付近に路面が見えたが、ちょっと全体の色味を調整してみると…

橋脚跡かと思った突起は、旧旧橋の親柱だ。親柱から左は路面が残り、写真下に向けてデルタ状に広がっている。そこはもう陸地だったかのようにも見える。
最後に。

この座主橋、塗色がおかしい。緑と肌色のツートン。こんなツートンは、京都の木津川にかかる
笠置橋しか見たことがない。また、垂直材の褪せた肌色の下からは、黄色が見えている。
この座主橋、銀色に塗装したら映えると思うよ!
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