まるで1980年代のどこか郊外にあったような光景が、そこにあった。16m級のコンパクトな車体が、道路脇の木の下に静かに眠っている。多少の錆は浮き出ているけれど、いまだ静かに眠っているかのような光景。
周辺には、この車両を含めて3両の車体がある。別のところで撮影していたら、畑のオーナーさんが声を掛けてくださった。写真を撮りにくる人は少し入るのだろう。大変ご親切に、いろいろなお話を聞かせてくださった。 いわく、まとめて4両引き取った。 トレーラーで持ってきた。 車体は格安でもトレーラーの運送賃がすごく高いのではないか…というような質問をしたら、とくに記憶にないような感じだった。 倉庫を買うよりも安かった。 1両は車体の痛みがひどく、解体した。 オーナーさんからは驚くべき提案をいただいたのだが、まあ、ここでは書かずにおく。現地でオーナーさんに会えば、きっと同じことを言ってくださるに違いない。 車体は倉庫として使われている。ドアも小さなこの車体がまともな農業資材の倉庫として機能するわけがないような気もするが、きちんと使われている。社内を覗くと、いろいろと興味深い。 モハ11の標記と日立電鉄の社紋。「日」「立」を図案化したもので、「日」を横倒しにしているセンスがすばらしい。 関連項目:日立電鉄クモハ352 PR |
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