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船体の色が、カモフラージュになってしまっている。係留していないようだが、ランプを下ろしている。アーティキュレーテッドショベルが砂利を抱えて乗り込み、奥の起重機の前に下ろした。

 
船名が見えないのだが、救命用浮き輪に「成栄丸」と書いてある。起重機にはバケットがつながれている。積み込まれた砂利をどこかに散布するのだろうか。

 
車道側から。なんともかっこいい光景。







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紀伊大島の須江漁港と白野漁港とを結ぶ道の、峠部分はこんなすごい切り通しになっているのだが、上に橋が架かっている。

 
下から見ると、まるで橋桁を支えるトレッスル橋脚のようだ。しかし、1枚目の写真のように、このトレッスルとは分離している。旧橋というわけでもないようだ。

上の道も行ってみたが、畑に続く道でしかない。






 
今治→大三島(宗方港)→大崎上島(木江・天満港)→岡村島、というルートを行き来するフェリーみしま。同名船は全国にいくつもある。

●大三島・宗方港
 
 
 
 
待合室はあるが、乗船券等は券売機で購入する。待合室内には、地元で取れたみかんが1袋100円。

 
桟橋は、浮桟橋。フェリーはまっすぐではなく、少し斜めに桟橋につけるようだ。乗降中も係留索を使わず、その場での静止(ホバリングのような感じ)している。

●フェリーみしま
 
 
 
車両甲板は、さすがに天井も高い。出入りは船首のランプを使う。

 
バイクは固定はせず、車体下部に木をあてがうのみ。


 
客室は2階(ここを上甲板と呼んでいいのだろうか)。クルマで乗船した人は、ほぼクルマの中にいるので、ほぼ無人。「室内」となっている部分には椅子席とカーペット敷きの部分があり、デッキ部分にも椅子席がある。

●木江港(天満港)
 
木江港(天満港)。こちらも浮き桟橋。現地では気づかなかったが、こうして見ると、浮桟橋は橋梁の自重によって橋梁側が沈んでいる。

 
 
 
待機するクルマは、桟橋で待つ。とはいえ最大で4台ほどしか待機場所がないので、あふれたクルマは陸側で待つ。










 
大崎上島の木江小学校に、動輪が保存してある。大きさとカウンターウエイトからして、D51・D52・D61・D62いずれかの第1・4動輪のどれかだと思う。

 
近寄れなかったので肉眼ではよく見えず、なので写真に撮っておけばあとで刻印が読めるだろう、などと思ったのだが、よく見えない…。

 
輪心部分をトリミングして、コントラストを高めてみると、「525」と読める気がする。「625」かもしれないが、「525」な気がする。

RM2008年9月号付録の『機関車表』を見る。

D52 5 1949.3.29廃車(国府津)
D62 5 1966.7.11廃車(一ノ関)

蒸気機関車末期の、各地からの「保存させてくれ」という要望に、遠い地から無縁の機関車が運ばれてくることも多々あったので、D625の可能性はある。あるいは、早期に廃車になったD525の動輪が、全検等で他の号機の動輪と振り返られ、動輪だけが生き延びた可能性もある。D52そのものは、山陽本線での運用は昭和41年までなので、そのときに廃車になった車両の動輪が保存されるには、ちょっとまだ時期が早い気がする。

もしかすると、D525の動輪がD51のどれかの号機と振り替えられ、蒸気機関車末期にそれが廃車になると動輪がここ大崎上島にもたらされたのだろうか。そもそも、D52とD51の動輪振り替えなどはありうるのだろうか。

 
木江小学校正門の、この位置にある。















海が見える、いまは石油販売店の駐車場になっている一角に、shellのフラッグがある。1964年に制定されたVM(Visible Manifestations)の様式と思われ、以来、何度かの改訂の歳にも塗り替えられることなくここは閉鎖されたのだろう。
 
南北方向にある防火壁……すなわち壁面は東と西を向くが、退色しがちな赤も黄色もしっかりと残っている。



spl.thnx : @g_stand






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