忍者ブログ
[245] [246] [247] [248] [249] [250] [251] [252] [253] [254] [255]
大橋 または大石田大橋(山形県/最上川)の下流、直線距離で12kmくらいのところにかかる3径間のカンチレバートラス。 これは左岸(南側)から上流側(東側)を撮ったもの。

左岸側橋門構と親柱。左は「堀内橋」、電柱に隠れた右は銘板が剥がされている。

銘板がある。

昭和31年(1958)
山形県建造
内示(昭和14年)一等橋
製作 瀧上工業株式会社

さて、橋を渡る。
写真左側が、カンチレバートラスたる、吊桁の左岸側/東側。写真は上流を向いている。上弦のピンから落ちる垂直材の途中にもピンがある。

垂直材と、ピン部分のガセットとがピンで結合されている。下弦部分も写真を撮ったが、見えない。

そのまま左に平行移動していったもの。写真左が右岸側の碇着桁。こちらはピンの下に垂直材が入らない。ということは、先の部分で気温による伸縮を受け止めるのか。

右岸側橋門構と親柱。左は「ほりうちはし」、右は「最上川」。

左岸側から桁の裏。下弦のガセット部分に横桁を渡し、横桁上部に細い縦桁を通して(横桁にリベット留めして)床版を貼ったものだ。


大石田の大橋とセットで見て欲しい。このとき大橋も再訪したが、相変わらず美しかった。

山形新聞に掲載された堀内橋の記事はこちら


PR
羅臼の町からそれなりに南に行った場所に「まるみ食堂」がある。ここで山盛りの海の幸を食べた後、ふと見たら「まるみ」を表す行灯、これは給油所のものではないか?

どうみてもそれだ。と思ってふと国道の対岸を見ると…。
そこには丸善石油の防火壁があった。いまは駐車場となっている。

残っているのはカラーリングだけで、ツバメマークや文字はない。それでもそこそこ鮮やかな小豆色がまぶしい。

給油所のサインポールは視線誘導のために店舗の対岸に配置されることもあるので、元々まるみ食堂側にあったものを転用したのかもしれない。惜しむらくは「ごちそうさま」の後で見つけたので、つい店に聞くのをためらってしまったことだ。店に入る前に気づいていれば、店の人にいろいろ聞けたものを。


国道241号の沿道に、郵政書体を持つ局舎があった。一瞬「自治体名を関する郵便局が!?」と思ったが、「中士幌」は士幌町の大字だった。

入口や大きな明かり取り窓の周囲が水色なのは、塗装してある木枠の桟である。

郵政書体。大切に、いつまでもこのままで。

左側面の窓枠は水色。こちらは木桟である。

対して、別の道路に面した右側の窓はサッシに更新されている。この、一切の意匠が排された、小学生が書いた建物みたいな窓の配置は、規格化された郵便局舎の究極の姿かもしれない。


そういえば、こういう折り戸の電話ボックスも見かけなくなった。屋根が四角錐なのは、積雪防止であろう。
JR奥羽本線の鷹ノ巣駅の跨線橋は、本線の駅らしく、ホーム両側に階段が伸びる。その骨組みは古レールである。

  2・3番線を見ると、写真左側の階段室は外側も木造のまま、右側は更新されている。その部分の古レールは外側に垂直方向に使われている。

古レールの間に水平の規格ものサッシがふたつ。かつては跨線橋の脚を使ってこの部分だけホームに屋根があったのだろうが、写真左に新たに作られたホーム上屋の柱は明らかに太い。

階段の下端はなぜか少し広がっている。また、内部が木製であり、きれいに塗装されているのもわかる。

最後に鷹ノ巣駅。素晴らしい平屋建ての国鉄駅舎だ。

水色の出光から1軒はさんだところにENEOSがある。

営業中だったし、自分のクルマで給油するタイミングでもなかったから盗み撮りのような。

キャノピーには3本線。それを支える脚は細い円柱。そしてキャノピーの上には「日本石油」。日石三菱になる以前の「日本石油」時代の行灯だろう。サービスルームの壁にはENEOSの行灯が掲げられていた。



Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 6 7 8 9
10 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア