忍者ブログ
[260] [261] [262] [263] [264] [265] [266] [267] [268] [269] [270]
菅橋(長野県)木曽谷初のRCアーチ橋の続き。


すぐ近くに、菅橋の新道と思われる橋があった跡がある。


桁はないが、親柱はある。右岸側だけ、写真を撮った。左は「昭和四十年三月竣工」、右は「しんすげばし」。「ばし」と濁るのは珍しい。


この新菅橋は、PC箱桁橋だった。あろうことか、1989年にPC鋼線の腐食が原因で落橋している。竣工からわずかに24年だ。こちらのサイトに落橋時の写真があり、ダンプカーが天を向いている。幸い、死者は出なかったようだ。
独立行政法人土木研究所 構造物メンテナンス研究センター

また、こちらのサイトでは、岐阜県の落橋例とともに、同じ建設会社による杜撰な建設事例として書かれている。
長 尚(ちょうたかし)のホームページ 橋梁長寿命化修繕計画考

どうも、悪い事例として有名な橋のようだ。
PR
国道19号から見える菅橋(すげはし)。木曽谷初の鉄筋コンクリート製アーチ橋ということで、選奨土木遺産に選定されている。木曽川が狭まっているのか、そこを狭めたのか、そういう場所に架かっている。上流から下流を見ていて、左岸(写真左上)は旧道、右岸の右上の橋は現道。その下に小さく見える緑の橋はJR中央本線の下り線だ。右岸のたもとは護岸がコンクリートで作られている。これは新しい。

特徴的なのは、にょっきりと突き出た親柱。
このように。

右岸側、左は「昭和八年十月竣工」、右は「すげはし」。

左岸側、左は「町村道 菅道 木曽川」、右は「菅橋」。こちらはどちらも拓本を取ったような跡がある。

床版には穴が空いている。意図的に掘られたもののようだ。充腹部を確認したのか、それとも劣化を確認したのか。

欄干には特徴的な尖塔の孔がある。軽快な印象を持つ。

下流から。

この橋を来るまで渡ることはできないが、橋台部分を補修してあることでもあるし、きちんと保存、というか存置されるものと思う。


吉井川と吉野川が落ち合う、「落合」という場所に、この歩道橋があった。銘板に「ゆうかはし」とあるが、漢字は「飯岡」と当てる。片上鉄道の吉ヶ原駅の近く。いまは同じく柵原町となっているが、かつては飯岡はひとつの独立した自治体「飯岡村(ゆうかそん)」だった。飯岡の街から周匝の街への、徒歩ならではの短絡ルートとして使われるのだろうか。

コンクリートの桁橋は縦桁がメインで構成される上路桁が普通で、その場合、手すりの位置にはなにもない。しかし、この橋はまるで下路プレートガーダーのように、手すりの位置にある部材が構造を担っている(と思う)。プレート(?)の高さが低くなる端部は鉄製の手すりがある。

約1年前の2012年9月2日、カルカルで『廃道サミット』が開催された。そこでのプレゼン資料を公開する。

橋梁の更新について、簡単にまとめた。まずは道路橋によく使われる形式を、特長とともに紹介。

基本的に、時代が下るほどガーダー橋のスパンが伸び、安価かつドライバーの視界の妨げにならないガーダー橋になっていく。

続いて、橋の更新パターンを。


続いて阿寺橋・阿寺川橋について。
 
以上、約15分…だっけな。

(関連項目)
「阿寺渓谷」と書いてある橋
阿寺川橋 顛末/『トラック野郎 熱風5000キロ』に捧ぐ

当日の模様はこちらに。
廃道サミットまとめ(2012年9月2日)


羽衣橋と、この位置関係にある、ラティスガーダー。「あじさい橋」という。これも、羽衣橋と同様の理由で設置された橋。同じ軸線上に、同じ形の「うみてらし橋」がある。

ラティス桁といっても、大正期のようなアングル材ではなく、丸い鉄棒を溶接している。丸棒が溶接される「枠」が華奢であることは、羽衣橋のガッチリとした部材の太さと比べるとよくわかる。両者の構造の違いが「枠」によく現れている。

銘板および裏側。

桁の「枠」の華奢さにくらべて、横桁はがっしりとしている。通常の下路トラスならば、これと同じくらいか少し高さがないくらいの部材が下弦として使われると思うが、これも、構造をよく表していると思う。



この橋が誕生した経緯はこちらに詳しい。
フォトエッセイ     橋を巡り人を想う  長崎・水辺の森公園  -軌道修正の宿命-

周辺情報はこちら。
水路にかかる橋

ほかの橋もきちんと見たかったが、時間がなかった。改めて行かなければならない。







Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア