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choke.jpg






左が部品取り車(青白)、右が私の(茶→塗り替え済み)。

チョークノブの形状が違いますね。
でも、いま使っているものをそのまま使いました。
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前述(2)対策として、イグニッションコイルも
部品取り車からとってくる。
部品取り車といってもエンジン以外はほぼパーツごとに塊状態にまで
ばらしてあり、コンテナ2つに分けて収納している。

あいにくの雨天だったため、ガレージ(物置ともいう)内の
バイクを外に出すことができず、非常に狭い空間でモノ探し。
で、見つからず。

別途、テネレ用の消耗品を入れた段ボールがガレージ内の別の場所にあり、
それをひっくりかえしたら、ありました。よかったよかった。


交換前に、現状で火花チェック。
・・・普通に飛んでる気はする。
でも交換してしまう。

このイグニッションは、ノロジーホットワイヤーがついている。
一時的に今のテネレにつけたことがあるが、一気筒死ぬことが時折あったので
また元に戻しておいたものだ。
最近は一気筒死ぬことがないので、おそらく、
その時の原因はキャブのスターターエアジェットであろう。

それはそれとして、組み付けてみた。
おお、これはプラグの端子側のキャップがいるのね。
工具箱を漁り、別のプラグから移植して装着。

火花チェックするが、とくに強くなったようには感じられない。


セルを回す。
なんか力強い感じのクランキングで、無事始動。

とりあえずここまで。
一週間後くらいに始動してみて、ちゃんとかかればこれにて終了。
いまのところ、問題は始動性の悪さだけ。
考えられるのは、
(1)キャブの始動に関する部分の不調
(2)イグニッションの劣化で火花が弱くなっている
のどちらか。

(1)の対策として、スターターエアジェットの清掃などをしたが、
一向に改善しないため、(2)を疑い出す。
どちらも一気にやってしまおうと思い、
キャブとイグニッションを交換することにした。

まず、部品取り車からキャブをはぎ取り、移植。
curb.jpg





左が約8万kmの従来品、右が約4万kmの部品取り車のもの。
ヤレ方は同じくらいである。
部品取り車は7~8年は不動状態であるため、
一応チェックしてみた。

curb_float.jpg







キレイである。
余計なことはせずに、そのまま組み付けた。

なお、ニードルのクリップは、以前と同じく2段目に変更した。
『劒岳<点の記>』における新田次郎の視点は一貫している。
唯物的な視点である。

立山信仰の中で「登るべきではない山」とされていた劒岳に、
これでもかこれでもかとそういう視点を投げかけ、
立山信仰を削り取っていく。
「美」ということは一切語られなくなっていく。

玉殿の行者も、列車の中で出会ったその仲間の行者も、
「登るべきではない山」という視点そのものを拒絶する。
あまりに宗教的な存在であるはずの行者というものが
そうであるという時点で、これは強烈な印象となる。
長次郎や鶴次郎は、ただただ現代風である。
柴崎は、義務感と現代風とを併せ持つ。


ついに劒岳に登頂する。
しかし、三等三角点は造れず、よって「点の記」は存在しない。
このことが、どれだけ柴崎らをくじいたことか。

劒岳山頂には、はるか昔に捧げられた錫杖と鉄剣があった。
これらは、ビヨンド・ザ・「美」の「崇高さ」とは別な意味での崇高なものではあるが、
柴崎らはそれを崇高な存在から引きずり下ろそうとする。
上司たる陸軍陸地測量部はその最たるもので、
「先人があったのなら、劒岳登頂なぞ偉業ではない」という立場をとる。


では、同書において、美の上に崇高さはあったのか?
私は「あった」と考える。

劒岳登頂を不可能たらしめる岩の存在は、完璧な「美」であろう。
そして、山頂に三等三角点を設置できず、
陸地測量部に劒岳登頂のことを理解してもらえず、
後日も劒岳に関することはほとんど語らず、
ただひたすらに胸のうちにしまっていた柴崎。
その「胸のうちにしまっていた」ことそのものが、
「美」を完全に超越したもとして描かれている。
すなわち「崇高さ」である。
これを胸のうちに秘めたまま、柴崎は老いてゆく。
先日、伊豆へ持って行ったスタータ。
現地でつないでも、ブースト機能が作動しなかった。
それはバッテリーが完全に死んだからだと思っていたが、
今日、同じことをしようとして気がついた。

フューズがとんでいた。

伊豆では雨天の中ということもあり、気がつかなかった。

ランツァで近所のオートバックスに5Aのフューズを買い出しに行ったら、
ETC設置工事待ちか、入場待ちのクルマが6台ほどあった。



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