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国道29号の兵庫・鳥取県界にある戸倉トンネルの旧道。兵庫側坑口はこのように薮に埋もれるように放置されている。ここには戦時中に作られて放棄された未成隧道があり、その坑口が残っている。そう知ったのは2008年の秋だ。それは、鳥取側にあるらしい。

 
『日本の廃道』29号で、nagajisさんが詳細に記述している。これは鳥取側の坑口で、写真左側から適当にとりつく。

 
この暗渠、かつてはくぐり抜けられたようだが、いまは閉塞している。周囲の土砂はズリ。とにかく安定しない。『日本の廃道』それを読み直さずに行ったのだけれど、さんざん探しても見つからない。そのうちに雨が降ってきたので退散。帰宅後、確認すると、あとわずかのところまで行っていたようだ。


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山陰の、とあるガラス店の一角にあった、オレンジベースの白ヌキ三菱。給油所ではない。このブロック塀の内側に燃料を保管していたのだろうか。

 
六甲山中に「猿のかずら橋」がある。かつて「猿のかけ橋」という名前だったものが、祖谷渓のかずら橋を真似て装飾され、名前も変更されたものだ。一見、吊橋だ。なので、このブログでも吊橋にカテゴライズしている。

 
主塔は木製電柱のような感じだが、鉄骨に木の表皮を貼ったもの。


 
トップの写真を見るとよくわかるが、この吊橋は、歩道橋の割には補剛桁が非常に厚い。もしかして、単純桁橋で、そこに装飾として主塔とケーブルを張ったのではないか。中央径間部分の主索の垂れ方が不自然な気がする。ケーブルは崖の垂直面にアンカーされている。


製造銘板がある。そこには「猿のかずら橋」ではなく「猿のかけ橋」とある。

猿のかけ橋
1982年3月
神戸市建造
道示(1980)道路橋示方書
立基(1979)立体横断施設技術基準
使用鋼材:SM50YA
製作:(株)神戸製鉄所




 
広島県の安芸太田町から広島市佐伯区に渡る、太田川にかかる橋。国道433号だ。

 
広島平野を造った太田川も、河口から直線距離で22kmほど遡れば、このくらいの水量だ。小さなポニーワーレントラスが2連で越す。

 
右岸側(広島市側)。40km/h制限がここまで、ということは、この橋は60km/h制限か。

 
 
親柱は左が「あんすいはし」、右が「安水橋」。左には「加計町」というサインがある。


左岸側には銘板がある。

昭和29年(1954)
広島県建造
内示(昭和14年)二等橋
製作 高田機工株式会社




 
最終期のカラーリング。あと数年経つと、オレンジが見えなくなるかもしれない。


県境に近い鳥取県。峠越え前の最後の給油所だっただろう。

 
三菱石油の時代に営業を終えている割には、サービスルームもピットのシャッターもきれいだし、よく見ると電気メーターも新しそうだ。ここは、「使われている」。


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