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見よ、この力強い梁を。柱を。

プレハブのようなサービスルームが多くなる昨今、この複雑な造形。開口部は五角形だ。10枚で構成されるサッシは、左右の2枚はそれぞれ上部が斜めになり、中央のものは上部が三角になっている。つまり五角形のガラスだ。

すでに閉店して久しいようで、壁は真っ白に塗られている。それでも、電線管が浮いてしまったそこに、かつての青字の防火壁と黄色の帯が幅2cmくらい、顔を出していた。



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鶴が羽根を広げたようなたたずまい。モービルの証、サービスルームの屋根の形は鶴の睫毛…そのような目立つものは鶴にはないが…をイメージさせる。

すでに閉鎖された給油所「跡」とはいえきれいに保たれていて、駐車場としても使われている。向かいにある商店に買い物に来ていたおばちゃんに「以前は、この通りが国道だった。国道にはもう1軒モービルがあって、そこも同じ経営者だよ」と教えてもらった。地元の人は、なんでも知っている。

水郡線の小駅の近く。国道が集落をバイパスし、ここが旧道になって久しいが、かつては周囲に合計3軒も給油所があり、いまも1軒が稼働中。
豊島団地の近く、隅田川にそってうねる一方通行の裏道に、大きなEssoの文字が見える。壁面のペイントかと思いきや、これがモザイクなのだ。

このモザイクは誰が作ったのだろうか。左官職人がタイルを砕いて作ったのだろうか。

それにしても給油所ではないし、給油所跡にも見えない。なにかの事務所だったのだろうか。1階の出入り口がシャッターであることもとても気になるが、内部はガラス扉だろうか。

冒頭写真で見えるように、左の建物はLPガス貯蔵庫。奥の土砂会社(?)と関係あるかどうかはわからない。

その向かいにある「鈴木燃料店」。「ミツワ 文化煉(瓦)」とある。看板からして小屋はぶった切られたのだろうか。Esso含めて不思議な建物である。


spl.thnx to @wisteriamarie
天王寺から斑鳩へと国道を走っていたら、モービル石油の円形キャノピー、それも2連のものが目に飛び込んできた。あいにくクルマは満タンに近い。道路の対岸からさっと撮った。国道はクルマがひきもきらず、クリアな写真など望むべくもない。サービスルームの庇もきちんと見たかった。

しかし、だ。せっかくの円形キャノピーは、ピットとともに青いラインが入っていた。Mobilのシンプルなデザインがスポイルされている。一般的に、塗装は形と共にデザインされるので、当初のがいちばんよい。鉄道車両でいえば、特急型電車に特急色が似合うのは当然の話なのだ。

キャノピーは道路と平行に並ぶのではなく、道路と直角に並んでいる。計量器がその真下に来るのだから、もちろん正しい並びではあるのだが、おかげでとても空が広い給油所だと感じた。
士別市内の国道沿いに、立派なキャノピーを持つ廃止給油所があった。この手の分厚いキャノピーは好みではない。2本足で厚板を支えるというような不安定さを感じるのだ。なのに立ち止まったのは、「白看」のような案内標識があったから。

そのローマ字が「SHIBETU」「JINJYA」という表記なのはご愛敬。

モービル石油だった店。士別石油販売KK、とある。

モービルの円筒形の計量器が錆を帯びてそこに鎮座している。給油のホースはいたずらされたか。





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