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DVC00099.JPG昨日のこの写真である。どうやらミシシッピ川からニューオーリンズまでの旅らしい。ということは、この橋はミシシッピ川にかかる橋か。

グーグルマップで適当にミシシッピ川の橋を出す。ニューオーリンズから遡ると、行政界が利根川をめぐる千葉県群馬県埼玉県のごとく、おそらく以前の流れ方に併せて敷かれた境と、現在の流れ方が異なることに気がつく。そのスケールはさすがミシシッピだが、そちらにはいかず、適当に橋の航空写真を見る。

すると、カンチレバー橋の多いこと。アメリカの長大橋技術は19世紀のうちにひとつの頂点に達するが、その中でも、流れが緩やかで水深も比較的浅いミシシッピ川では、カンチレバー橋が最適解だったのかもしれない。


で、たぶんこの橋だ。
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橋脚がこれだけ幅広で、同じ形をしている橋はこれしかない。うしろの三角屋根も根拠のひとつだ。グーグルマップだけに、ストリートビューもあり、水平360度+天方向も全周視界である。

wikipedia英語版を見ているときりがないし、紹介しようとしても、単なる翻訳転載になってしまうので、ここではリストのリンクを残すだけにしておく。

下流の橋のリスト
上流の橋のリスト

・・・ではつまらないので、アヤシゲな橋をいくつか。カンチレバー橋で、吊り桁が分格曲弦プラットトラス(しかもピントラスじゃないのか?)だったり、鉄道・道路併用橋なんだけれど道路の取り付けが異常だったり、支間200m超の巨大分格プラットトラスだったり、川を渡っている途中で向きを変えたり。イーズ橋もミシシッピ川だった。


まめちしき
「大陸横断鉄道」とは、ミシシッピ川を越えて西部に延びる鉄道のことです。「大西洋と太平洋を結ぶ」という意味ではありません。それらが「なんとかパシフィック鉄道」と名付けられているのも(概してアメリカの鉄道は名前を大げさにします)、ミシシッピを越えてgo west、といった感覚からです。
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