北越急行の犀潟駅付近は標高7mくらいである。そこでほくほく線は信越本線から分岐し、上下線の中線から右カーブの高架橋で上り線をオーバークロスしていく。そのまま高架で続くのかと思いきや、さらに一段、登る。それがこの写真である。高架橋が弓なりに反っている。
下に何があるかといえば、北陸道だ。北陸道をパスするためにこれだけ高架橋を持ち上げている。ほぼ頂上に達すると、眼下に見える。そして一気に駆け下るのだ。その駆け下り方が、予想以上に豪快だ。 (カシミール3D+数値地図25000+基盤地図5mメッシュ標高) さて、その豪快さの秘密。前述の通り、犀潟駅は標高7mほどしかない。対して、その直後にまたぐ北陸道は標高13mほどもある。盛り土の上に建設されている。そして、オーバークロスの南東部、上図でいうと茶色が濃くなっている部分は、標高1~3mしかない。 つまり、ほくほく線にとっては、一段高い高速を跨いだのに、その先の地面ははるか下にあった…というところだ。 youtubeに動画がたくさんある。下記動画の2:10あたりが、北陸道のオーバークロスだ。 とはいえ、本当は、くびき→犀潟方向のほうが、視覚的には「登ってる感」と「サミット感」がある。この区間は高架橋も独特のものであり、前面展望を強くお薦めする。 【関連項目】 越急行の地形的妙味(1)十日町 北越急行の地形的妙味(2)犀潟 北越急行の高架橋 北越急行(下り)十日町駅進入と発車/くびき発車 北越急行 蜘ヶ池(くもがいけ)高架橋の桁 北越急行十日町トンネルから信濃川橋梁へ PR |
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