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屋久島の安房貯木場を見学させてもらった。倉庫然とした建物の戸が、/\型だった。

見るに、吊り戸で、両開き。重さがあるからか、取っ手は戸の両側につけられ、両手で片側に引くようになっている。

幸か不幸か表側の羽目板が脱落しているので構造もわかる。斜めに板が打たれているのは表側で、裏側は長手方向に渡してあるようだ。

こういうのを見ると、菱形・バツ型含めて、戸の剛性を上げるために斜めに打っているのだと思うが、こちらが表になるのは、意匠的に優れているからだろうか。






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広島県呉市から連なる芸予諸島は、この岡村島まで橋で結ばれているが、岡村島だけは愛媛県今治市である。南側にある港には大三島ブルーラインのフェリーが発着する。ほど近いところに、ひっそりと>>>の木製扉があった。


 
港だからか、大きな扉を持つ建物が多い。その中で1軒だけ、菱形を持つ建物があった。淡い青緑色が、ほぼ左右対称で板張りの壁面に対してすばらしいアクセントになっている。

2階建てのような造りで、窓もない。衛星画像で見ると、どうもこちらは「裏側」のよう。向こう側(海側)にもう1軒、並んでいるというかつながっているというか。であれば、こちらは倉庫だろうか。






大三島でみかけた倉庫の「菱形」扉。入母屋の瓦葺き。おそらく壁は板張りだったのだろうが、波板が打ち付けられている。側面も同様。その釘から、錆がリズミカルに垂れている。



 
木製扉(と書くが、多くは上から吊ってあってスライドする「戸」)がついているのは、ほとんど木造建築だ。幅の広い戸だから、倉庫だ。この倉庫はかなり大きい。住宅なら3階まで作れそうだ。

 
とはいえ、この扉、どのように開けるのかわからない。スライドするようではないし、開くわけでもなさそう。はめてあるだけ?

 
反対側および側面は、扉は内側にあり、スライドするように見える。

建物はかなり歪んでいる。こういうのは補修できるものなのだろうか。







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