JR高崎線篭原駅の跨線橋。フレームは古レール。
橋上駅舎化されているが、そのための南北自由通路は別に設けられているので跨線橋は駅舎とホーム間を移動する手段として残されている。しかもエレベーターも併設されて。 ほとんどの利用者は、跨線橋の内部がどうか、跨線橋が古いか新しいか、などということは考えもしないだろう。小川町駅のような珍しいものでも、毎日利用している人に聞いても「え? そんなだっけ?」というほどだった。 内部は化粧板、窓はアルミサッシ、天井はコルゲート。その内側には配線の配管がむきだし。「ここにずっといたい」「ここで待ち合わせをしたい」とはあまり思わないだろうなと思う空間。それが残されてしまう空間が、跨線橋。 天井の横方向のフレームはレールを湾曲させている。軸方向はコルゲート板を支えるだけでいいからか、アングル材。 それにしても、配管。鉄道駅の配線配管の多さは異様だ。ここでは数えられるくらいだが、地下鉄になると数十本が平行していたりする。 こうした古い跨線橋でも、一部を改造して最新の施設と融合しているのは興味深い。エレベーターとその向こうの作りは現在のソレであり、メイン通路の殺風景さとは全然違う。かといって、メイン通路をこの体裁に(おしゃれに?)直そうということもない。そのあたりのギャップもおもしろい。いずれ跨線橋本体を改築する必要が出た場合、このエレベーター部分はそのままにメイン通路部分だけを架け替えるのだろうか。 ホーム上屋の支柱は、跨線橋の古レールのフレームにくっついている。跨線橋が先にできたのかどうかはわからないが、跨線橋階段部分のコンクリートも比較的新しく見えるので、同時代に作られたのかもしれない。 ホーム上屋のない時代の籠原駅の写真など、どこかに載っていないだろうか。 PR |
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