しかし、ホーム上屋について「まず、数を見るようにしよう」と思ったので、買った。自分であれこれ考えなくても、答えが出ているものであれば、それを見たほうが手っ取り早く、他の考察に時間を振り向けることができる。 改めて見ると、素晴らしい本だ。解説が緻密で、講義を受けているようだ。また、豊富な写真で「この駅のホーム上屋はこうだったのか!」と、いままで視界に入っていなかったものを見せつけられる。そして、旅行に出たときに「見に行くべき箇所」がグッと増えてしまった。 掲載されている駅などは、さすがに「すべて」ではない。おそらく「すべて」には程遠い。そのため、読者には「発見する喜び」が広く残されている。それを狙ったわけではないだろうが、大切なことだ。全部教えてしまっては、つまらない。 本書にも欠点があるとすれば、価格と製版だろう。しかし、どれも本質ではない。オール1色刷り164ページで2940円。5000部刷れるなら1680円くらいまで下げられるだろう。バカ売れするジャンルではないだけに、ごく少部数なのだろう。製版については、カバーからしてピクセル数不足である。 本書の内容の一部は、著者:岸本章氏のサイトにある。こちら。 |
カレンダー
最新記事
(04/02)
(02/15)
(01/01)
(12/31)
(11/20)
(11/11)
(11/05)
(10/26)
(10/25)
(10/22)
カテゴリー
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア
|