写真の右に小さく木谷原橋が写っている。この左側の道がかつての国道434号で、現在は岩国市道だろうか。とにかく先に通行止めのゲートがある。その先、左カーブの向こうには、予想通りの隧道がある。
ここのバス停はあるが、「町営バス」と書いてある。2006年まで存在した錦町営ということだ。後継のバスはあるが、おそらくここは通っていない。なにしろ隧道が通行止めなのだ。…ではなく、無人の隘路をわざわざ通らなくても、新しいバイパスが天空を走っている。 この雰囲気。たいてい、左カーブのあたりまでいくと、風がビュウビュウ吹いているものだ。 鳥越隧道の東側坑口。すみません、カメラが傾いています。 立派な扁額。ただし、扁額ごと坑門にひびが入り、それを補修した跡がある。また、スパンドレルには枯れ草ワイパーの跡がある。 隧道内、腰の位置には金属の帯がある。そして、坑門から1~2mのところは隧道内部を円周方向に鉄板で補強している。これはおそらく、地山の重みで坑門が前(道路側)にせり出し、その煽りで坑門から1~2m付近で円柱方向に亀裂が生じたのを補修したものだろう。 隧道は通行止めなのに、内部は電灯がついている。 このときはなんとなく向こう側へは行かなかった。いま思えば行っておけばよかったと思う。もしかしたら、鳥越隧道はこのまま廃止、閉塞されるかもしれないのだ。 PR |
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