トイレを見るクセがある。用もないのにのぞく。きれいだと安心する。温泉旅館からショッピングモールまで。別に用を足すわけではない。駅の外にあるトイレも然り。地方の駅ではまだまだこうしたトイレが現役で、とても嬉しい。
…ということを無意識にしていたのだが、写真を撮ったのはこの2009年の備後落合駅が最初かもしれない。誰も周りにおらず、まだ吊り下げられた「便所」の看板に惹かれたような気がする。 便所。LAVATORY。 そして、街灯。 トイレは使ったけれど、このころは中の写真は撮らなかった。なんとなく、撮っちゃいけない気がしていた。もちろんこうしてアップすることなど考えてもいなかったのだが、後日、こういう、どちらかといえば新しくされがちな施設、でも大切にされている施設こそ記録が少ないんじゃないかと思うようになった。 備後落合は、山間の小駅ではあるが、かつては交通の要衝だった。西条川と小鳥原川(ひととばらかわ)が落ち合う地点にある、わずかな平地。ここから、芸備線と木次線が別れる。 小鳥原は難読地名だ。いま国土地理院のウオッちずを見たら、ルビの振り方がずれている。 写真は早朝の駅。山間部の狭い平地ということがよくわかる。ワンマン運転用のミラーが邪魔だとかは思ってはならない。 駅舎も大きい。運転の要衝であることは今も変わらないため、休憩施設としてか、おそらく3部屋あり、エアコンの室外機も三つある。 この駅が宿泊施設になったらいいのに、と思う。 鉄道旅行で、備後落合で乗り換える方は多いと思う。ぜひ駅便をご覧いただきたい。 PR |
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