中士幌郵便局(北海道)の向かいの建物に違和感があった。写真左、コーナーの駐車場は、コイン精米所かと思ってしまったが、よく見ると給油所のようだ。そして、写真右、ここにも防火壁がある!
いまはプレハブが鎮座していて、現役のようだ。向こう側の屋根の下には、差し詰め灯油の計量機があったか。 これが反対側。なにもない。 どの系列かはわからないが、商店名を検索するとENEOSとあるのでカテゴリはENEOSにしたが、中士幌にENEOSはない。周辺のENEOSは他の経営のようだ。よくわからない。 * * *
(同日追記)@g_standさんから「右側のは別の給油所ではないか」とご指摘をいただいた。改めて写真を見返した。 右側の給油所の防火壁は、建物に背を向けている。もし同じ店舗であれば、つなげるか、間をなんらかの意匠でつなぐかするほうが自然だろう。g_standさんに30年以上前の道路地図も調べていただいたが、つかめなかった。国会図書館に行って当時の住宅地図を見るべきか。(当時、中士幌の住宅地図が整備されていたかどうかは不明、たぶんされていない) PR
北海道のちほく高原鉄道に勇足(ゆうたり)という駅があった。いまは駅もないが、その駅前通にあるのがこの勇足郵便局だ。
正面中央、三枚の扉がある…ように見えるが、これはフェイクである。いわば、はめ殺した扉。蝶番もドアノブも見当たらない。 惜しいのは、真正面に電柱があることだ。意匠を凝らした建物ならばこうした電柱の立て方には断固抗議すべしと思うが、この局舎を「意匠を凝らした」などと評価するのはごく一部のみか。 美しい郵政書体を保っている。「勇」の下部、「力」がやや寸詰まりなのは欠けているからだ。また「郵」の「垂」、横棒が5本あり、通常は中央3本は左右の縦棒よりも飛び出しているのだが、ここではそぎ落とされ、「ノ+田+一」になっている。これはなぜだろう? やはり、側面は規格窓の、本当に適当な羅列。こういうのを見ると、クモハ123-1の窓を思い出してしまう。 (参考画像) (Kei365 cc3.0 by-sa)
知床半島南側、道道87号は、羅臼から25kmほど行った相泊で終わっている。この先はなんとなく浜辺に道が続いているが、その先まで行ったことはない。もちろん、この先は立ち入り禁止区域となるのではあるが。
この終端、相泊橋の横にワム60000(丸屋根と雨樋から推測)がある。貨車が倉庫として大量に売り出された国鉄末期、もっとも近いと思われる根室標津駅からでも直線距離で約60km。よくこんなところまで持ってきたものだ。 漁具の倉庫として使われているようだ。 東経145度19分付近。根室本線で言えば初田牛駅付近。もしかしたら、日本最東端の廃車体かもしれない。 * * *
この羅臼側の道道87号は1990年代後半にもバイクで走ったことがあるのだが、2013年に久しぶりに訪ねたら、数カ所でルートが新しいトンネルに切り替わっていた。旧道は廃道化しており、そんなときには二度と取れないGPSログ…ということに思いを馳せてしまう。 まず、知円別トンネル。2002年11月竣工、延長849m。これは東側の坑口で、左側にみえるのが旧道。 轍がある。すぐ北にチエンベツ川があり、その源頭をたどると知床連山の知円別岳である。1992年、羅臼岳から硫黄岳への知床連山縦走の際に歩いた山だと思うと感慨も一段と深い。 次いで少し南西、天狗岩トンネルの東側坑口。その前に、ワラ1(?)とワム80000の廃車体が合計3体、倉庫として使われている。 このトンネルは2004年10月竣工、延長850m。近くのモセカルベツ川は、たどるとやはり知円別岳にたどりつく。 最後に海岸町の廃車体。 ワム60000、ワム80000が各1体、ワフ29500が2体ある。よくぞこの海沿いの場所で二十年以上も使われてきたものだと思う。 さらにまだほかにも廃車体はあったと思うが、急いでいたので撮影していない。そのときはそれでいいと思うのだが、こうして自宅に帰ってみると、やはりすべてを撮影しておいた方がよかったと必ず反省するハメになる。 |
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