十勝川河口の東に、かつて、大好きな道があった。昆布刈石(こぶかりいし)付近のダートだ。釧路方面からそこに至るには、国道38号を西に向かう。賑わいを見せる音別を過ぎるといささか荒涼とした景色となり、尺別、直別の湿地帯を過ぎて道道1038号を海側に分ける。
空き家が目立つ厚内駅……2001年に立ち寄ったときには女子高生が待合室でずっと電話していた……を過ぎるとキャンプ場がある。海から吹きさらしなので、こんなところにテント張るのはキツイと思う、いつもは全然人がいないのに、8月上旬だからかいくつか張ってあった。 そのまま道道を直進すると、この厚内トンネルがある。上の写真は東側坑口。左、海側には旧道が埋められている。 このトンネル、何度も通ったことがあるはずだが、記憶にない。 厚内トンネルを抜けて、これは西側坑口。右に旧道がある。 旧道は舗装が剥がされている。遠くに埋められた坑口が見えるが、そこまでは行かなかった。 厚内トンネルの銘板。2008年頃の開通か。そして東口坑口の内側には工法のプレート。 * * *
道道1038号はこの先、内陸に入るのだが、さらに海側に分岐していて、そこには昆布刈石展望台がある。かつて、ここから先は超フラットダートだった。 以下、12年前の写真。2001年7月。もらった期限切れのPKL。赤いけれど、色補正などしないよ。 写真で言えばこの右側に並行して国道336号が建設され、いまはそちらを恐ろしいスピードでクルマが走っていく。このダートも存在するようだが、覗いたところ、通れないようにしてあったように記憶する。いささか心許ない記憶なので、再度行かねばならぬかもしれない。 なお、さらに西、十勝太のあたりでは一段下にも道があった。バイクが向こうを向いているのは、ここにバイクを乗り入れて写真を撮っただけで、実際にはこの道は走っていない。このときは雨上がりで、異様な光が射していた。この道がいまどうなっているのかはわからない。 PR |
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