その晩の風呂と寝床を定めてバイクで走っていると、日石CALTEXの蝙蝠マークが視界に飛び込んできた。そのとき、給油所内はもろに逆光。サービスルームは北東を向いているのだ。日も落ちかけていたので、写真は、翌朝出直して撮影したものである。
つい最近まで使用されていたようで、計量器の検査表記は平成22年頃。また、サービスルームの中には、つい先月の日付のある書類があり、給油所としての役割は終わったかもしれないが、建物としては完全に現役である。 向かって右の防火壁。大きなロゴが描かれている。手前には日石灯油の計量器。 日石CALTEXのロゴの褪色具合。 地下タンクへの給油口のフタ。ここにも蝙蝠マークがあるのだな。この鋳物のフタ、欲しいな。 サービスルームには、給油除名が書かれ、工房には「日石チューンナップ」と書かれている。 向かって左にも日石CALTEXのロゴ。こちらはひとまわり小さいのだが、さらに二回りくらい小さなものが見えていた。 写真はアップしないが、計量器には素敵なものがついていた。ぜひ現地で確認してほしい。
アルパカ牧場に向かう途中、県道から一段上がった見えづらいところに青空給油所(キャノピーのないところをこう呼ぼうと思う)があった。坂道を下る方向からしか見えないような作りだ。
ファインダーのないカメラで撮っているので、背面液晶が全然見えず、サインポールが欠けてしまった。 例によって坂道の途中にあり、防火壁の開き方が左右で角度が異なることもあり、水平のラインがわかりづらく、真正面から撮れていないのが無念。左に灯油、中央にレギュラー(左)と軽油(右)。 トキコ灯油の計量器。 (不明)のレギュラーガソリンと、タツノ軽油の計量器。 この給油所の名称は「大谷開拓農協SS」。大谷開拓農協で検索をしたら、第二次世界大戦後に山形から入植した方々のようだ。twitterやブログ、googleページもある…が、どれも放置されているのがありがちでかなしい。 冒頭の写真にもチラと映っているが、給油所の上には長屋があり、これが農協の事務所である。地形図やネット地図では郵便局のマークがあり、「那須大谷簡易郵便局」の表示がある。現地ではそれを知らなかったので「ポストがあるなあ」程度に思っていたのだが、よく見ておけばよかった。 長屋の左は「大谷開拓農協」の表札。右(長屋の中央)には「ゆうパック」の幟があるのでおそらくここが簡易郵便局。入口右(の右)には「那須大谷簡易郵便局」とあり、左隣に「那須大谷開拓農業協同組合事務所」とある。 長屋から給油所を見る。セキショウグループの看板には、ここで気づいた。こういう、一見の人が入りづらいような場所だけれど、地元の人に大切にされているのが感じられる給油所だった。
散歩中に見つけて撮ったので、遠慮がちなのだけれど。このENEOSは、軒に三本線がある。
これは、日石CALTEXの意匠だと@g_standさんから教わった。ここは日常的に通っていた割にはあまり記憶にないのだが、私が生まれる前から営業しているということか。 少し拡大。 サービスルーム+洗車機スペースの建物だけでなく、その奥の建物の屋根にも、三本線の意匠がある。この建物がなんなのかはちょっとわからない。 この給油所の写真を@g_standさんにお伝えしたら、窓枠の色が「(三菱と合併する前までの)日石の特徴だ」と教えていただいた。 薄い水色というかグレーというか。 これが水色であれば、それだそうだ。日石三菱となったのは1999年。とはいえ、お見せしたのはリサイズした画像だったので、色が正しく見えていたかわからない。この、青灰色がそれであるかはいまの私のはわからない。気長に気にし続けることにする。
* * *
最後の写真、サービスルーム上部に「(株)にいがたエネルギー」と書いてあるのだが、「エネルギー」が半角カナである。なぜだ。 |
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