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青森県の小さな半島の縁を回っていて出会った、小さな元esso。小振りで瀟洒な雰囲気はとてもアメリカ的とも思えるが、道の狭さや民家、そして左の急傾斜地の処理を見ると、やはり日本だ。日本に溶け込んだアメリカのセンス。


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地元の人しか走らないように言える県道。これはかつての羽州街道であり、国道7号の旧道だ。藤崎町が藤崎村だったころの役場はこのあたりにあった。現在の藤崎町役場周辺は、かつては田んぼだった。その、羽州街道藤崎宿に、essoのサインポールが残っている。

 
サインポールよりもはるかに目立つ、3階の「看板」壁に掲げられたessoのマーク。その下には日本セメントの取扱店であることが、看板ではなく直接モルタルの壁面に描かれている。

サインポールの保存状態もほどほどにいい。

 
給油所の「本体」はセメント屋さん。essoの面に書かれた電話番号は局番なしの4桁だが、こちらの商店正面は2桁だ。

 
今昔マップより。羽州街道のほとんどは付け替えられている。こういう地図を見ると、旧版地形図のみを頼りに訪ねるのがいちばんいい気がする。





八七瀬橋の右岸袂にモービルの給油所跡がある。計量器は新しく見える。が、2011年のSVでは既に休止中だ。

 
隣には商店だった建物。同じ経営だろう。かつてはここがレンタカーを扱っていたようで、その看板が給油所跡にある。

 
全国レンタカー協会の会員章が掲げられている。向かって右側はタバコの窓口。







大隅半島の町役場の近くに、閉店したゼネラルがあった。サービスルームを見ると、羽根のような庇がある。元モービル石油の痕跡だ。

 
いまは、Mobilとゼネラル、そしてessoは東燃ゼネラルが展開する3ブランドとなっているが、そうしたことが、この店のブランド変更に影響しているのかどうかはわからない。ただ、その庇が、出自を物語るのみだ。

もしかすると、防火壁の塗装を剥がすと、そのしたにはモービロイルの文字が隠れているかもしれない。

九十九里浜に残る、筆遣いがわかる手書きのゼネラル。右が欠けているのは、ここだけブロック塀を積み直したからか。右が道路側、左が「奥」。

青い帯も、横に動く筆の跡がクッキリ。


敷地は駐車場になっていた。サービスルームの屋根にもゼネラルのマーク。





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