十勝川にかかる巨大なカンチレバートラス。中央径間は108m、側径間は各63mで、カンチレバートラス部分だけで橋長332.4m。さらに外側に支間48mのワーレントラスがかかる。ここだけで428.4mにもなる。
しかし、この広大な高水敷を見よ。高水敷には径間34mのカンチレバープレートガーダーがそれぞれ9桁架かり、全長は945.7mにもなる。恐るべき十勝川の幅。 とはいえ、ここは十勝川の改良で開削された部分である。その工事の詳細は『十勝の森林鉄道』(小林実著/森林舎)に掲載されている。 この橋は、着工こそ戦前の昭和10年(1935年)だが、中断を経て戦後に再着工、昭和28年(1953年)に完成している。十勝毎日新聞によれば、その後、取り付け部の道路が流されるなどしたため高水敷を作り直し、その際に長大なカンチレバープレートガーダー34連という光景ができあがった。1961年、再開通。 上流側には歩道が添加されている。 カンチレバープレートガーダー。 1948年の空中写真を見ると、形はだいぶできているようだ。 <関連項目> ・豊頃の「新日本石油」(北海道) PR |
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