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四国内鉄道網の一つの終端、宇和島駅。2面3線あり、いまはホーム端部が結合されて通路になっているが、かつてはその向こうまでスルーしていた。1974年の空中写真を見るとよくわかる。

線路の間に見えるのはディーゼルカーに給油する計量機。全部で8基ある。つまり8両編成が停車中、全車に給油できる。
作業しやすいように、線路の間隔は広く、かつコンクリートで舗装されている。

冒頭の写真よりも上屋に近づいてみる。二つのホームともに、同じ形のホーム上屋がかかっている。

1番線を逆から。ホーム上屋の柱は古レール製。組み方は江川崎駅のホーム上屋と同じだが、こちらは底面合わせだ。

さらにホーム端部に寄る。1番線の屋根、このあたりはH形鋼の柱だ。そして2・3番線ホームは、古レールの柱の上屋は右端ですぐ途切れていて、そこからホーム端部への屋根はさらに2タイプある。継ぎ足し継ぎ足し…したのだろうか。先の1974年の空中写真で見ると、当時はホーム上屋は古レール支柱の部分しかなく、この継ぎ足し部分はそれ以降のものだとわかる。

写真ほぼ中央の鉄柱の向こう、パイプが立ち上がり、2・3番線ホームのほうに折れている。これは軽油のパイプ。軽油のタンクがレールの地下にあるとは思えないので、おそらく敷地外にあり、そこからこの位置に引き込んでいるのだろう。






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