福生市・あきる野市界となる多摩川に架かる永田橋。コンクリート床版と逆向きの三弦トラス(の2辺)がついた複合橋で、これをスペーストラスという。 いささかわかりづらいが、軸方向にメタルの三弦トラス(の2辺)が2列、ついている。「底辺」はコンクリート床版となる。剪断力を負担する三弦トラス部を外ケーブルで吊ることで、発生する剪断力を抑える・コントロールするもののようだ。それを「スペーストラス」と呼ぶようだ。三弦トラスは1列の場合も2列の場合もある。 この写真を見ると、親柱の「平成23年3月竣功」は、なぜか外側を向いている。また、橋台にも銘板があり、「2009年6月/東京都建造/下部施工 株式会社フジタ」とある。 ケーブルは2本のようだ。 外側からトラス部を見たもの。複合橋は、外からの見た目ではよくわからないことが多い。 ●関係論文(PDF) ・スペーストラス構造を用いた複合トラス橋(永田橋)の施工 ・斜材定着部をともなう複合トラス接合部 に関する実験的研究 ・鋼管を用いたスペーストラス橋格点部の疲労強度に関する研究 ・欧州の複合橋の変遷と現状 PR |
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