東京都心部や関東の観光地などでは、信号機や標識の柱類が茶色になっている。しかし、新潟市内では緑色に塗られている。 ただし、風雪のためか、その塗装が剥げて、地のグレーが出ているものも多い。グレーが出ているということはグレーは剥げずに食い付いているということであり、この緑は製造元ではなく、施工業者が塗っているのだろうか? 電線地中化ボックス(冒頭写真のとおり、この通りには電線がない)も緑色。東北電力のマークがついている。手前の「LS」は分岐器、奥の「HLTM2」は変圧器塔。東北電機製造製の製品と推測。「2」だから高圧ガス開閉器を組み込んでいない2型か。「HLTM」のうち「TM」は変圧器のことだろうが、「HL」は何の略だろう? 定格容量が100+50kVAと50+30kVAのようなので、HighとLowだろうか? PR 新発田市内を歩いていたら、民家の塀のコーナー部分に、唐突に石の道標があった。 左 奥州通東京道 右 三国通 水原新津 三条長岡 道 「東京」とあることから、明治以降、「東亰」から「京」になって以降のものだろう。 「右 三国道」のほうを覗いてみると、駐車場であり、道があったようには見えない。東亰都心部の大規模再開発地でもなければ、古い街道であれば、このように全面的に潰されることはまずなかろう。 白いクルマが走っているのが国道290号、赤いクルマの道は市道。 道標の置かれ方、周辺の道の状況からして、どうも正しい位置ではないようだ。単なる石材として転用されたのではないか。 場所はここだ。 山都地区グリーン・ツーリズム推進協議会スタッフブログによれば、やはり、移設されたもののようだ。 なかなか罪作りな転用である。 「道路情報連絡所」というシステムがある。それについては平沼義之氏の文庫『国道? 酷道!? 日本の道路120万キロ大研究』をぜひご覧いただきたいのだが、国道は全国共通でこの形だと思う。写真に撮ってみて、フチが黄色であることに気づいた。 冒頭写真と同じもので、国道1号、東京都大田区。 これは国道254号、東京都板橋区。このように、クルマにとって「後ろ向き」になる位置でも見えるようになっている。国道標識(おにぎり)は、こうはなっておらず、進行方向からしか見えない。 さて、これとは別に、都道府県によって形が異なるものもあるようだ。 「道路情報連絡所」というシステムがある。文庫『国道? 酷道!? 日本の道路120万キロ大研究』をぜひご覧いただきたいのだが、都道府県によって形が異なるようだ。 上は新潟県の例で、国道352号。 これは山形県。山形県道9号線にあったもの。 いままであまり気に留めていなかったし、気づくと通り過ぎていることも多い(クルマだとなかなか停められない)のだけれど、ちょっと注意してみてみよう。 |
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