以前から、ローカル郵便局舎に書かれた局名の、細長くて字間の空いた明朝体が気になっていたのだけれど、写真など撮らずにいた。しかし、局舎の建て替えとともに郵政改革によるそこらへんの修正で(国鉄がJRになったときも、一斉に駅名標が書き替えられたりした)、きっとぐっと数を減らしている。残さねばならぬと思う。
同時に、ローカル郵便局舎は、国鉄駅舎に通じるものがある。これはすでに撮り歩いている方は多くいると思うが、自分なりに感じた局舎にはレンズを向けていきたい。 ●郵政文字 そのフ書体、郵政文字というと、 こちらのサイトが参考になる。 ヘルベチカ展 ●安出郵便局(新潟県) ローカル郵便局の典型、という感じがする。クリーム色の壁、切妻で妻面が道路に面していて、入口のドアはアルミ(?)のドア。その左にある三枚引き戸のようなものは、はめ殺しの窓。最下段に透けているのは長椅子の背もたれだ。おそらく、ドアを開けるとそこにはATMがあるはずだ。 真正面から見ると、郵便局の行灯は見えない。こんな小さなものを、道路を進む人の視線を意識して取り付けても…と思う。 局名は郵政書体ではない。 ●小河原簡易郵便局 こちらは簡易郵便局。ごく普通の民家のようだ。入口の二枚引き戸など、新潟でよく見る民家の入口とどこが違うのか。 この「小河原簡易郵便局」の表記が好きだ。太い丸ゴシック。昔の国鉄の駅名標に、各地の看板職人(?)が腕をふるっていた一連の書体に通じると思っている。 <参考> 大好きな看板文字 PR |
カレンダー
最新記事
(11/20)
(11/11)
(11/05)
(10/26)
(10/25)
(10/22)
(10/21)
(10/20)
(10/19)
(10/06)
カテゴリー
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア
|