妻がランツァで近所に買い物に行き、左に立ちゴケしたらサイドスタンドが折れてしまった、とのこと。ここ、折れるか!? 1999年購入のランツァは2003年からは屋内保管。折れるほどの錆が発生していたとは考えづらい。部品注文先のYSPの店長も「聞いたことがない」と言っていた。 ランツァのサイドスタンド。部品番号は、3FW-27311-02。ヤフオクにある中古のスタンドは汚いのでも4000円も5000円もする。20年前の汚い部品をそんな価格で買うのもいやなので、新品にした。新品は、税別5570円(税込み6127円)。品番を見るとDT125R用(1988~、DT200R(3ET)と同時期のモデル)じゃないの。。D125R用なら中古でも3000円くらいであった。DT125系は2N0、17F、34Xなどの型式があるので、ヤフオクで買うときは気をつけましょう。 マシン右を壁に立てかけてボルトを緩めた後、ワンタッチスタンドで持ち上げる。サイドスタンドスイッチ用のカムとスプリングは流用。ほっとんど使うことがなくなったスプリンププーラーを引っ張り出す。これ、トレールマシンでレースに出るときにはスタンドを取り外すので、再度つけるときにはよく使ってた。KTC製、もらいもの。 装着。 まだ地面に着いていないサイドスタンドの裏。いわば、まだ歩けない赤ちゃんの足の裏。このままあと何年、動いてくれるだろうか。 なお、左のラジエターもフレームが曲がり、かなり前に行ってしまった。これは手でグイッと戻して終了。何度もやると金属疲労で折れるやつ…。 PR 山形往復でオドで1200kmを越えたので、早速オイル交換。指定のYAMALUBEのスタンダード。オイルは2.3L。スーパーテネレ(XTZ750)の3.8リットルに比べ、少ない! ちなみにあっちはドライサンプ。 8mmのソケットでアンダーガードをはずすと、いかにもオイルパンといったところの前端に17mmのボルトがある。これがドレン。かなり強く締まってた。規定トルクは4.3kgf・m。フィラキャップも開ける。こちらは指の力で開いた。 バットを下に敷いた上で、スーパーの袋の持ち手をフィルタとシフトにかけ、養生テープでエンジン下部に貼り付けてドレンを抜く。ジョボジョボ。まあ、きれいだよね。 マシンを立てたりゆすったりして、抜けるところまで抜けたらドレンを閉める。トルクレンチ必須。オイルジョッキに2.3リットル入れ、静かに注ぐ。 オイルチェックゲージは左下部にある。マシンを起こして目視しようとすると向こう側に倒してしまう可能性があるので、またがってマシンを起こした上で、スマホで撮影。角度がおかしいのはそのせいです。 アンダーガードを組み付けて終わり。これ、ガタガタになると位置がずれたりするんだよな。もっとも、もうこれでアタックしたりレースに出たりすることもないので、そんなふうになることもないだろう。1カ所ずつゆるく締めて、位置をさぐりながら3カ所目、4カ所目をねじ込む。4カ所とも仮留めしたあと、しっかり締める。以上、ゆっくりやっても1時間かからない。 * さて、ほかのいろいろな部分。 フットペグのゴムがかっこ悪いので外したら、もっとかっこ悪かったので、またつけました。 フットペグを交換したいけれど、こんなところにトルクス…。たぶんT50。トルクス嫌い…。 リヤホイールアクスルのナットを緩める工具は車載工具にはない。取扱説明書にもサービスマニュアルにもサイズの記載はない。必要なのは27mm。レンチ、高いしでかいよ。スーパーテネレ(XTZ750)は何度もリヤタイヤのパンク修理したけれど、新車を道に横倒しにしたくはないね…。なおXTZ750のリヤは、19mmと22mm。 (参考写真) フロントホイールのアクスルは19mmのヘキサ。これも車載工具にない。買わなくては。自宅では差し込み角12.7sq.を使っているけれども、ツーリングに持っていくのは6.3sq.だから、これ用に重い別のを持っていかなくてはならない。困るな…。便利工具ないかな、調べよう。KTCは、12.7sq.の19mmのヘックスビットソケットはラインナップにない。コーケンはあったのでポチリ。 ステッカー類を剥がす。タンクのこれ、べっとりと接着剤が残る。剥がしやすいステッカーにして…。 対して、透明スクリーンの注意書きは、まあまあきれいに剥がれた。 来週、1000km点検のお願いに行こうかな。初回は無料だそうなので。そんなの初めてです。 使っていたSWANSのゴーグルのスポンジが劣化してきたため、車庫を漁ったところ、15~16年くらい前のSMITHのゴーグル(新品)が箱のまま出てきた。ロゴが古い。ベルトは箱にしまわれた形でちょっと固まっているが、使用に問題はなさそうだ。 テネレ700が納車された日、初めてこれをつけて走りに行った。北池袋から首都高に乗り、しばらくすると、ゴーグル内にでかい虫が飛んでいるように見えた。ぼくは子どものころから飛蚊症ではあるんだけれど、その比ではない。すぐに南池袋PAに入った。なんてことだ、スポンジが…! ゴーグルのフレーム周囲を覆っている薄いスポンジが経年で劣化し、ボロボロと崩れる。顔面に触れる部分のスポンジは大丈夫だ。とりあえず、上部の薄いスポンジは、こそげるだけこそぎ落として再出発。ここにスポンジがないt、風が入ってくる…! ところが、薄いスポンジは、サイドにも下部にもあった。これらが全部、崩れた。ハードコンタクトレンズをしているため、このスポンジの破片が目に入ると激痛となり、たいていは一度コンタクトを外さねばならない。目をきつくつぶれば痛みはごまかせるが、高速道路走行中にそんなことになったら危険だし、両目に入る危険性もある。なんとか目を細めてやりすごす。 全部崩れ落ちると、破片が舞うことはなくなったが、風がかなり入ってくる。となると、塵が飛び込んでくることにもなり、やはりハードコンタクトにはキツイ。 * 帰宅後、このスポンジを除去して、代わりに固めにスポンジを切って貼るか…と思ったのだが、接着剤がついた部分は剥がせない。なのに、ボロボロといつまでも粉のような破片が出る。残念だが、諦める。 * SWANSのゴーゴルの、顔に当たる部分のスポンジを張り替えるか…と思ったら、そういうラインナップはない。残念。いま、ゴーグルって高いんだね。。
TENERE700のシートフックは、ツーリング用の大きなバッグを固定するには無理があるので、TOURATECH(ツアラテック)のキャリアを買った。おそらく、ヤマハとしては、世界的な流行から、「ツーリングならパニアをつけるだろう」というのを前提としており、スーパーテネレ(XTZ750)のようなキャリアはついていない。もっとも、それとて使いやすいとは言えなかったけれど。
ヤマハ純正のキャリアもあるが、脚が1本、タンデムステップまで伸びていて不格好だし、何より荷台上面にトップケース固定用の突起がある。それが邪魔。あと、高い(3万7400円)。対してこれ(2万6587円)は、単なるキャリアだ。いや、実際にはZEGAのシステムに対応しているのだけれど。それが、荷台のプレートの形状に表れている。ぼくとしてはこの五角形も気に入らないが仕方がない。
さて、これを装着するためにフックを外すのだが、余計なことにトルクス(T30)※で留まっている。車載工具のトルクスをはめるとゆるい。ゆるすぎる。そこで、とりあえずアストロプロダクツのものをメルカリで入手。でも、やはりゆるい。右側の2本ははずれたが、左の2本は、なんとネジ山をなめてしまった。20年以上ぶりだ。素人め。 ※T40でした、ガタガタで当然…! 素人め… 工具箱にあったスクリューグラブは硬化してた(当たり前)。仕方なくドイト改めコーナンに走り、コニシのネジはずしを買ってきたが、やはりダメ。ペンチで握ると外装を痛めるし、どうしようかなと思ったら、これがあった。 ウオーターポンププライヤー。プラカラーの蓋開けにも活躍する万能選手。元々、フックは強く固定されているわけではないので、これで回った。 取付は至って簡単。附属のボルトはヘキサだった、ホッ(笑)。精度も高く、位置決めにくろうすることもなくキュルキュルとヘキサを回して固定。 ただ、上の写真のように、荷台がシートより5cmくらい高い。この段差にバッグを対応させなければならない。ちょっと試してみる。
2020年6月5日発売…と当初アナウンスされていたヤマハのテネレ700。コロナ禍の影響で、海外からの部品供給がストップしたため、しばらく「延期・未定」、そして7月末発売となった。ところが、6月上旬から見通しがつきはじめたようで、6月17日(水)に全国のYSPが一斉に「到着!」とツイート。ぼくはといえば、早くにショップから電話をいただいていたはずなのにそれに気づいていなかったたためまったくの寝耳に水。驚いて、予約していたYSP杉並北に電話。ぼくのは19日(金)に入荷するので最短、21日(日)納車が可能とのこと。それでお願いした。上のツイートは、19日(金)に入荷したぼくのマシン(どちらか)。 YSP杉並北の皆さんががんばってくださり、20日(木)に納車が可能になったので、さっそく訪問。同時に任意保険に加入し、15時から有効となったので15時にショップを後にした。 いったん帰宅後、100kmほど、首都高を含めて都内を走り回る。 翌21日(日)は、朝は雨が降っていたので、昼前から奥武蔵方面を走ってきた。 * ここで、テネレ700(以下T7)tXTZ750スーパーテネレ(以下XTZ)との違う点を書き出しておく。 XTZ750。2012年に北海道でミッションが逝き、だましだまし帰宅して廃車に。まだ車体はある(スーパーテネレを廃車してきた) ●ポジション ・178cm76kgのぼくがまたがって、両足の踵が浮く。片足ならば、尻を少しずらせば踵が着く。ただ、余裕を持って重量を支えられるかと言われると少し不安が残る。250オフ(フルサイズ)のような「ちょっと足を出しても十分に重量を支えられる」という感覚が欲しい方は、ローダウンキットを組むのがいいと思う。 ・広がりのあるハンドガードがあるため、ハンドルが広い。グリップを握った左手の左、右手の右の先に3cmほどある。車幅感覚が狂う。 XTZはACERBISのガードをつけていたので、「広がり」はなかった ・クラッチレバーはXTZより重く、握りシロが大きい。手の小さい人にはキツそう。 ・エンジン右側、クラッチカバーが出っ張っていて、右足のふくらはぎが熱い。 少しオーバーに撮ったもの ・タンクがスリム。XTZは26L、T7は16L。 ・スタンディングがまったく無理がない。250オフよりも自然なポジションに。 ●エンジン ・排気音やエンジンのフィール、なにか覚えがあると思ったらTRXだ。270度クランクだから当然か。 ・5000回転前後から気持ちいい! ・吹け上がりはXTZよりはるかにいい、軽く回る。 ・燃費は22km/L。 ・6速ぬあわkmで「eco」点灯(6000rpm以下) ●乗った感じ ・重量バランスはとてもいい。XTZはタンク周りの重心の高さを感じ、マスが股の下と股の前の2カ所に分散している感じがあり、発進時や停止時にグラつくことがあるが、T7は股下1カ所で、グラつくことはない。タンク内でガソリンが暴れる感じもない。 ●走行 ・前輪は同じ90/90-21だが、はるかに接地感がある。XTZはXTZに特有のフワフワしたフィーリングだったので、元々接地感の薄いものだった。これは、XTZが正立、T7が倒立フロントフォークという差も大きいと思う。インナーチューブ径はどちらも43mm。 ・前輪がどこにあるかは、目視では確認しづらい。 ・後輪は150/70-18、やはりXTZよりも接地感が高い。XTZは140/80-17…といってもぼくはずっと130/80-17という一段細いのを履いていたので(多少なりともオフ寄りのタイヤは130しかない;ミシュランT63やDLのTRAILMAX)、よりそれを感じたのかも。 ・腰から下でひらひらとバンクする。やはりマスが集中している印象。 ●車体 ・スクリーンによる風除けの効果は高い。高速道路で少し伏せるだけでかなり風あたりが軽減される。 ・スクリーン上端はXTZより高い。我が家の車庫でちょっと問題が…。 ・特徴的な4灯ヘッドライト。テネレ700のコンセプトに関わるデザインなのだが、走っていると、これこそ「テネレ700だ」と対向車等から認識してもらえる個性的なデザインなのだと感じた。XTZは、当時のヤマハの顔つきで、FZRをそのままフェイスリフトしたような感じだった。 ・ただし、4灯になるのはハイビーム。通常は、上の2等と下の長方形のLEDが点く。 ・キャリアつけないと荷物載せづらい 。フックは使いづらい。 ・純正キャリアはボックスの取付が前提なので、上に突起がある。また、タンデムステップ付けねまでステーが伸びているので、それがないほうがスッキリするので、現在、車外品を注文中。 ・タンクは、下記の赤い部分が鉄なので、タンクバッグの装着は可能。 まだ舗装路を250km程度走っただけなので、ダートを走るとまた全然違う気づきがあると思う。それはいずれ。 |
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