両総用水。房総半島、利根川の右岸・佐原で取水し、広く南側に給水する。いったん高台に上げて、丘陵の上を通し、平地部分(相対的には谷)はサイフォン式にいったん高さを下げ、また丘陵の上に上げたりする。昼間部は栗山川を水路として利用し、再び揚水して配る。 その、(相対的には)谷部分にかかる水路橋が、この公平水路橋だ。水は、写真左(東)から右(西)に流れる。 こうした「谷」部分は、いったん地下をくぐらせるサイフォン式となることも多いが、ここは地盤がよくないので5連のランガーが架けられた。スパンは60m。当初は桁部分がそのままむき出しの水路となっていたが、改修で水管となった。 水は対岸からこちらに来る。2本の水管が見える。向かって左が内径1600mmの南部幹線、右が内径900mmの第3揚水機城(吸水槽、吐水槽)の余水吐。 サイドから見ると、ランガーらしくカクカクしたアーチ。 アーチと補剛桁の結合部分はヒンジになっている。 昭和32年7月完成 農水省建造 製作 株式会社横河橋梁製作所 「完成」というのは初めて見た。 立ち入ることができないように金網で覆われている。右に見える看板は案内板。 きちんと親柱がある。左は読めず。右は「公平水路橋」。 直下には「両総用水南部幹線用水路 家之子第3分水口」があった。 案内板。素晴らしい。 spl.thnx @roadexplorer PR |
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