東武野田線の岩槻駅の3・4番線ホーム。跨線橋から1組置いた位置のホーム上屋支柱が、古レールだった。
興味深いことに、この1組だけなのである。それも、他の木製支柱と異なり、ホーム中央の1本脚。他の木製支柱はご覧の通り、ホームに2本の脚を下ろしている。脚部分は、よくあるように、レール底面を接合している。レールはカーネギースチール、1900年(と読めたがちょっと不安)。 屋根の真下はこんな感じ。左右のレールを板で挟み込み、その中央から棟木(線路方向の、屋根の背骨にあたる部材)を支える真束が上に延びている。その付け根には、棟木からの補強材。 木製支柱のほうはというと、このようにズラリと。 脚には、線路方向からと枕木方向から、それぞれ補強材が入っている。補強材が脚に接合される部分では、枕木方向同士、線路方向同士が1本のボルトでつながっている。そのため、両者の位置が少しだけ上下にずれている。 古レールの脚と異なり、垂木(枕木方向の屋根材の裏の部材)を支える形になっている。そして、枕木方向の補強材が、棟木を支えている。 木製支柱のホーム上屋の組み方を集めてみたい。また課題が増えた(笑)。 PR |
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