忍者ブログ
[3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]
西山の潮風よけのような、海べりの、板塀で囲われた道路風景が好きだ。母方の実家があった柏崎の海岸部も、そんな風景だったし、その家もそうだった(いまは、ほとんどない;下記の家がその家という意味ではない)。



秋田県の男鹿半島北部の海べりに、すてきな風景があった。

 
 
左の、2階の半ばに届こうかという高い塀は住宅を囲うもの。右の低い塀は、畑を守るもの。

 
 
この板塀が、風化し、乱杭のようになっていると、ああ、浜辺だ、と感じる。



PR
 
北海道の「へそ」の辺縁部、しかしその中心部よりも金山ダムのほうが近い場所の国道沿いに、個性的な建物が並んでいる。いまはもう営業していなさそうな自転車屋を見ると、看板の上に、古いブリヂストンのマークが掲げられていた。

 
この、凸の中に「BS」と入っているマークは「キーストンマーク」と呼ばれ、「BRIDGESTONE」という文字列(「ブリヂストンシンボル」。現在は「ブリヂストンロゴ」という)とは異なる扱いがなされる。この、ゴシックの「BS」は、創業当時から2回目のリファインがなされた1974年以降のもの。すなわち、この看板が作られたのは、1974年以降ということになる。意外に新しい、と感じないだろうか。

「キーストン」とは、要石。構造としてのアーチの最上部に上からはめ込むことで、アーチが完成するもの。トンネルや橋梁で、表面に出るキーストンだけ石だったりするなど、シンボルになりやすいものだ。これがキーストンを模したものだと知るまで、私はバルブかなにかだと思っていた。







ローカル線の駅前に延びる道をまっすぐいくと、突き当たりにこの「元店舗である倉庫」がある。傍らの電柱前には、昭和35年の様式による「徐行」。

 
後ろの電柱が建植し直されても、この標識は維持されたのだろうが、現在は電柱に寄りかかっており、錆が電柱を汚している。

 
後ろの建物の正面は全面引き戸、その上に「旅館・食堂 野田屋」とある。中央に縦書きで「名勝刊行案内 鳳来湖 乳岩」。右には「お酒を召すなら 酔翁」。この「酔翁」は、現在は高山の酒としての販売があるようだが、ここには「豊橋 仲六商店 醸」とある。かつて豊橋駅の南側に仲六という酒造家があったが、いまはどうなのかこれもわからない。

この、あまり奥行きもない建物が旅館だったとも考えづらく、向かって左の空き地に伸びていたのかもしれない。

この看板の「旅館」「食堂」の文字が、とても好もしい。







 
房総の県道の交差点に佇む商店。どんな店先で、どんなものを売ってたのだろうか。釣り銭は、天井から下げた篭に入っていたのだろうか。

屋号の文字がすてき。


spl.thnx 丸田祥三さん


 
1972年に誕生したカプセル住宅・フローラ。そのひとつが自動車屋さんの横にあった。おそらく、かつてはサービスルームとして使われていたのだろう。側面には窓が増設されている。

正面の骨組みは装テンを思わせるが、これはもともとあったフードの骨組みと思われる。

 


spl.thnx:T.U.



Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 6 7 8 9
10 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア