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JR青梅線の沢井駅前にある郵便局。唯一の駅前施設と言ってもいい。写真を撮った私の背後の高台が青梅線、郵便局の向こうの谷が多摩川。

窓に縦格子がついている。こういう縦格子を備えた公共の建物は山間部で、とくに最近ではなく、少し昔の建物によく見かける。駅前の公衆トイレにも多い。

郵便局名は、透明の板にカッティングシートのようなものが貼ってあるようだ。郵政書体を意識したとおぼしき書体で、かなり大きい。

側面より。急傾斜の場所に立つので、2階が出入り口。1階の下にはさらにグラウンドフロアがあるように見える。このあたりは一般の家屋もこのような感じで、2階が面白い形で道路に面しているものが多々ある。


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こういう郵便局舎は収集範囲ではないのだが、こういう建築もいつか誰も振り返らないうちに更新されるのだろうかと思い、撮影した。場所は米沢市の南西、鬼面川(おものがわ)沿い。

正面がすべてガラス張りというのが、銀行ぽい。そして、あろうことかその面積の四分の一ほどは紙が貼られており、採光のために奢ったガラスをいかしていない。

側面を見ると正面よりいささか古さを感じる。いや、正面もガラスの押さえは古めかしい、表面のタイルだけを貼り替えたのだろう。

これが郵政書体だったらどんなによかったことか。いやしかし、郵政書体の長体っぷりは受け継いでいる。郵政書体は明朝体だが、これは「郵政ゴシック」とでも名づけるべきものかもしれない。





国道241号の沿道に、郵政書体を持つ局舎があった。一瞬「自治体名を関する郵便局が!?」と思ったが、「中士幌」は士幌町の大字だった。

入口や大きな明かり取り窓の周囲が水色なのは、塗装してある木枠の桟である。

郵政書体。大切に、いつまでもこのままで。

左側面の窓枠は水色。こちらは木桟である。

対して、別の道路に面した右側の窓はサッシに更新されている。この、一切の意匠が排された、小学生が書いた建物みたいな窓の配置は、規格化された郵便局舎の究極の姿かもしれない。


そういえば、こういう折り戸の電話ボックスも見かけなくなった。屋根が四角錐なのは、積雪防止であろう。
野付半島の付け根、茶志骨から南の国道244号は、行き交う車もほとんどない。尾岱沼の集落が少し目立つだけで、あとはひたすら左に海を見ながらゆるやかなアップダウンを行く。

尾岱沼から約15km。本別海という集落に入ると、少しホッとする。時間にしたら15分、いや実際は…なのだけれど、その前から延々と無人の台地を走り続けているわけで、そうしたあとで郵便局のような「集落の証」があると、かなり大きな町に感じる。

郵政書体が残る。「郵」の文字、偏の中央が「田」になっているのは勇足郵便局と同じだ。

津別から美幌に向かう途中の明るい道にある上美幌郵便局。入口が右側にあるのに、局名は左側に掲示されている。正面右4分の3は下見板張りになっていて、これは後年の改装だろうか。

麗しき郵政書体が健在だ。

建物側面は連続窓風になっている。屋根の上には煙突がひとつ。



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