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飯田市郊外の郵便局。住宅街なので、局舎がいつリニューアルされてもおかしくない。

 
旧郵政書体。取り付けが歪んでいる。ここで冒頭の1枚目の写真をご覧いただくと、入口の上の「竜丘郵便局」の「郵便局」はいまの郵政書体だ。しかし「竜丘」はオリジナルのようだ。

 
 
平屋の大きな局舎。内部もゆったりしているのだろうか。






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新潟市にはいくつもの「○○山」地名がある。「牡丹山」もその一つ。10列に分類される新潟の砂丘列のうち「新砂丘II-4」はこの地名をとって「牡丹山砂丘」とも呼ばれるが、現地は「言われてみれば…」という微高地の尾根を道路を地形なりに走り、両脇に向けてわずかに下っている程度で、「そういう地形」の関心と知識がなければ砂丘だとはまったく気づかないだろう。

そこを歩いていたら、郵便局だった建物があった。郵便差出箱8号は機能しているようだし、窓の向こうにはなにか見える。なにかしら使っているのかもしれない。スチールのサッシの間に木の枠が見える。

 
「こんなところに」と感じる位置に、局舎名が掲示されていたようだ。痕跡から、旧郵政書体が貼り付けられていたものと推測される。「新潟」と「牡丹山」の間の孔は、冬季のストーブの煙突用か。

現在郵便局は、少し西へ行き、北へ曲がったところに移転している。







 
紀伊半島最南端、潮岬の半島の東に「(紀伊)大島」がある。かつて潮岬に来たときには、まだ串本フェリーが運航されていたが、いまは「くしもと大橋」が架けられ、陸続きとなっている。途中の苗我島にループ橋があり、高度を稼いでいる。その紀伊大島は、現在でも3000人を越す人口がある。

いちばん大きな集落は北側の大島だが、南側に須江という集落がある。そこにあるのが、この赤い、かつての山小屋建築のような須江郵便局だ。上の写真は丈夫に向けてパースがついているのではなく、前面が後傾している。

 
前面の出っ張りの側面に入り口。

 
その前面も後傾している。

 
屋根は事実上の片流れ。







 
厚岸町にある釧路太田郵便局。なぜ「釧路…」なのか。太田地区は、かつて太田村といったが、1955年に南北に分割されて、北は川上郡標茶町に、南は厚岸郡厚岸町に合併された。沿革を見ても、釧路郡だったことはない。

 
平面で見ると正方形に近い局舎は、大きな明かり取り窓のせいか、古くさくは見えない。

 
左側面の窓も縦長のものが連続している。

 
そして、局名は旧郵政書体。壁面から浮き上がって設置されるものと異なり、最初から壁に貼り付けるように文字が作られている。ステンシルの反対というか、切り抜くと分断されてしまうパーツを細い金属棒がつないでいる。








右の道路は国道503号。おもしろいところに立地している。

 
国道を向いていないのは、国道指定は1993年であり、1974~1978年に空中写真を見ると国道部分はこの先の橋もないことから、おそらく以前は、現在の国道部分はメインの道路ではなかったのだろう。

 
郵政書体が残るが、2文字外され、代わりに木製の「坂本簡易郵便局」という札が掲げられてる。削除されたのは「坂本」だろうか。









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