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屋久島の安房貯木場を見学させてもらった。倉庫然とした建物の戸が、/\型だった。

見るに、吊り戸で、両開き。重さがあるからか、取っ手は戸の両側につけられ、両手で片側に引くようになっている。

幸か不幸か表側の羽目板が脱落しているので構造もわかる。斜めに板が打たれているのは表側で、裏側は長手方向に渡してあるようだ。

こういうのを見ると、菱形・バツ型含めて、戸の剛性を上げるために斜めに打っているのだと思うが、こちらが表になるのは、意匠的に優れているからだろうか。






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長良川が木曽川と離れ、揖斐川と油島千本松締切堤を挟んで隣り合う場所にかかる国道1号・伊勢大橋。支間72.8mのランガートラスがなんと15連。その一つの土手っ腹に突き刺さる感じで、油島千本松締切堤を走る県道106号がぶつかる。


ランガートラスは、トラス橋をランガーで補剛したもの。上流側のこの部分のみトラスが切れることになるが、クルマが通るべき断面積を迂回してトラスが接続されている。(赤信号で停止後、青になって前のクルマが向こうに行った瞬間に撮影)

 
こちらは橋の中から。(赤信号で停止後、青になって前のクルマが向こうに行った瞬間に撮影)

 
これは下流側。「向こう側」まで桁の水平具合を見ると、不等沈下しているのがよくわかる。

* * *

この伊勢大橋は大阪鉄工所製で、1934年竣工。国道1号という大幹線でありながら2車線で、油島千本松締切堤からの合流もあり、慢性的な渋滞の原因となってきた。床版下部に補強工事を施すなどがなされてきたが、1976年には架け替えが事業化、1986年に都市計画決定、1988年からは用地買収が開始されている。それでも、現在になってもなお、現役である。

下記リンク先に、設計図等がある。

(参考)
「4.伊勢大橋」(山本誠司)鋼橋技術研究会






 
県庁所在地の中心部に、大協石油が残っている。幹線通りに面してはいるが住宅も建ち並ぶ場所で、新潟でいえば東大通りのようなところ。そういえば、東大通りには三菱石油がある(新潟駅近くに隠れていた三菱石油)。


 
更地になってはいるが、タイル張りだった路面はそのまま残っている。その敷地の狭さゆえか、奥行きはあるが、アイランドはひとつだけだったよう。

 
金網で囲まれているので、金網越しに撮る。金網の足下を見ると、水色のタイルが1枚、歩道側(写真下部。金網は少し奥まって設置してあるので、ここも敷地内)に飛び出してきていた。


spcl.thnx @g_stand


 
新潟市にはいくつもの「○○山」地名がある。「牡丹山」もその一つ。10列に分類される新潟の砂丘列のうち「新砂丘II-4」はこの地名をとって「牡丹山砂丘」とも呼ばれるが、現地は「言われてみれば…」という微高地の尾根を道路を地形なりに走り、両脇に向けてわずかに下っている程度で、「そういう地形」の関心と知識がなければ砂丘だとはまったく気づかないだろう。

そこを歩いていたら、郵便局だった建物があった。郵便差出箱8号は機能しているようだし、窓の向こうにはなにか見える。なにかしら使っているのかもしれない。スチールのサッシの間に木の枠が見える。

 
「こんなところに」と感じる位置に、局舎名が掲示されていたようだ。痕跡から、旧郵政書体が貼り付けられていたものと推測される。「新潟」と「牡丹山」の間の孔は、冬季のストーブの煙突用か。

現在郵便局は、少し西へ行き、北へ曲がったところに移転している。








ずいぶん前から、ナビの調子が悪かった。熱を持つと、タッチパネルが反応しなくなる。いまのクルマと同時に購入したものなので、もう10年以上になるDVDナビ。押しても押しても反応しないので、つい拳で叩いたら、ピキッと割れた。それまでは、かなり強く押しても、●っても、割れることはなかったのに。一切、反応しなくなった。とはいえ、固定されてしまったのがまずまず使える縮尺だったのは幸い。
 
さて、壊れてしまったら、交換しなくてはならない。これを機会に、Bluetoothでスマホと連携できる新しめの中古を買おうかな…とも思ったが、これと同じモデルは数千円で買える。ジャンクならば1000円とかだ。ならば、もともと調子が悪かった液晶だけ交換したと思えばいい。とりあえず、内装外しをAmazonで購入し、外す作業だけ進めておく。


内装を外したところ。インパネ側面は引っ張れば外れる。ダッシュボード上からハンドル左に至る1枚パネルは、へらを差し込めばパキパキ外れる。youtubeに作業動画があるのはすばらしい、ありがたい。


木ねじ4本で留まってるナビを外す。配線をメモ代わりに撮影。かつてはこういうのはスケッチするしかなかった。青いコネクタが外しづらい。1本、黒い線が余っている。これを、いま刺さっているものと間違わないようにしないと…というのは取り付けるときに気づいて後の祭りだった。



ここまで分解。ジャンクを買い、液晶を含む前面ユニットを交換すればいいのだ。

そう思って中古市場を確認したら、トヨタ車から取り外した同じモデルが送料込み1600円くらいで出ていたので、それならば交換するだけで済むと思い、購入(これを「新ナビ」と書く)。さっそく交換作業に入る。

ところが、、新ナビを取り付けたところ、DVD(地図データ;2006年版、壊れたナビと同じもの)を読み込まないことが判明。送料別800円だけあって、壊れていた。DVD(地図データ)を取り出すと、裏面が傷だらけ。つまり、新ナビはスロットローディング機能が壊れて読み込めない代物だった。ジャンクだし、そんなものは、古いナビ(これを「旧ナビ」と書く)とDVDユニットをスワップすればいいのだ。


本体は、このように2段重ね。上段がCDユニット+DVDユニット、下段が本体。右が液晶。どのビスを外せばいいかは、見ればわかるだろう。PCの内部機器交換のような感覚だ。

簡単に交換完了、取り付けてみると、きちんとDVD(地図データ)を読み込んだ。CDプレイヤーは壊れていなかった。ほか、機能を確認してみる。液晶のタッチがきちんと反応して気持ちいい。やはり、旧ナビの液晶は壊れていたのだろう。



せっかくナビの地図を新しいものに入れ替えるチャンスだったが、安さに負けた。メモとして記載しておく。






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