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東海道本線の富士川橋梁を右岸下流から。こちらは3代目の桁、現在の下り線だ。1915年の架設当時は上り線として使用されていた。来年、100周年を迎える。富士川橋梁の経緯は【富士川橋梁(クーパートラス)の撤去映像】をご覧いただきたい。
東海道本線富士川橋梁下り線は、第1~3連と第6・7連が205フィートプラットトラス、第8連が少し短い約155フィート、そして第9連(上写真)が一番長い約256フィートとなっている。いずれも石川島または川崎造船製、国産のトラス橋初期の作ということになる。
プラットトラスの桁裏。
その橋台(右岸)。
上り線。第8・9連は、下り線とはスパン割が異なる。おそらく他と同じく205フィート程度に揃えてある。
上り線の桁裏。
すでにそこにあった石積みの擁壁に、コンクリート製の橋台を貼り付けたように見える。
上り線の橋台には銘板がある。架線柱で隠されているのは非常に残念。
富士川の河口から3番目にかかる橋。最下流は国道1号の新富士川橋、次が東海道新幹線富士川橋梁。そしてこの東駿河湾工業用水道富士川水管橋となる。wikipediaのTemplate:富士川の橋では無視されている。
1スパン102m、10径間、橋長1040m。
左岸側。堤防と水管の間は1mちょっとか。立ってはくぐれない。
この橋に流れる水は、釜口サイホン橋で触れた日本軽金属富士川第二発電所の余水を工業用水に転用しているものだ。海岸にある水力発電後の余水をそのまま海に流すのではなく、(おそらく加圧して)他の用途に転用するとは、その規模の大きさに驚く。
いまはここに人家が建ち、見えない。付け加えると、その人家の犬は非常によい番犬の働きをする。
かつての静岡県芝川町、いまは静岡市に含まれてしまったが、富士川が一番狭まる「釜口」があるそこにかかるランガートラス。実際には富士川の真ん中に「瀬戸島」という台地がそびえ、その両側を富士川が流れるので、二分した片方の流れをひとまたぎする橋だ(その後、すぐ合流する)。残念ながらトラス部分をきれいに見通せる場所はないので、内側から鑑賞するしかない。
歩道はなぜか少し高くなっており、トラスの真ん中くらいに床がある。そのため、釜口橋を見下ろす形になる。
右岸側(西側)。親柱の銘板は同じ。ただし、左の親柱はガードレールに半分隠されている。