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トヤ沢川 鋼製セル式堰堤が作られるきっかけとなった土砂災害は、国道353号を通り越して、(山から見て)その向こうになった旧道にも及んだ。この旧豊原橋は、その旧道にかかるものだ。

路面を繰り返し盛ったからだろうか。欄干のかなり上の方に路面の高さがある。

 
左岸川の埋もれた親柱、右側には「豊(原橋、と推測する)、左側には「竣功 昭和三十三年十二月」とある。

反対側は「豊原橋」とはっきり読める。欄干横にあうのは水道管だろうか。

左側には「竣功 昭和三十三年十二月」とあり、先と同じだ。この橋の銘板は2組4枚しかないのだ。

これが現在の国道353号豊原橋。ずいぶんと両端で高さが違うものだなあ。

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JR越後線の桐原駅近く、国道116号旧道を走っていたら、ドライブインがあった。よくある、国道沿いの構え。見ればクルマがたくさん停まっている。旧道なので、すでに幹線道路ではないのにここまでクルマがあるということは、きっとうまいにちがいないと思って入ったらすばらしい店だった。

この手の建物は、どうなっているのだろうか。プレハブの、壁の上部、幕板といっていいのかわからないけれど、そこを帯状に出っ張らせる。帽子がかぶせてあるような印象。屋根を見せない意匠とでも言おうか。そしてサッシがあり、それを植木が目隠ししている。オーソドックスな店舗建築。


「野菊」の文字もすてきじゃないか。由来は店内に書いてある。検索などせず、ぜひ現地へ。場所は前述したとおりだ。


上越市下四ツ屋で見かけた消火栓。さすが豪雪地帯と言おうか。吐水口が下段と上段の2カ所にある。

パッと見ると三つの吐水口があるように感じるが、中央は、上段のバルブ。下段のバルブは地面から顔を出している。

銘板がある。

地上式消火栓
型式 TXIS-W
チカ寸法 0.95m
製造番号 MS230-K0(?)
マエサワ

その上に陽刻されている文字は
H6306
7581

だ。

「マエサワ 消火栓」で検索すると前澤工業という会社がヒットするのだが、読み方は「マエザワ」のようで、この消火栓と同じなのか違うのか。と思ってなおも検索すると、ブログ「送水口倶楽部」に答えが書いてあった。



●関連項目
雪国の取水口
魚沼丘陵の、長手方向に刻まれた谷をいくつも超える国道353号が、最後の峠・豊原峠にさしかかるころ、左に上路曲弦トラスのようなものが見えた。まさか!?

トラス橋の下弦が曲弦になっているものは、国内では4例しかなかった気がする。たぶんもっとも有名なのは国道20号の梁川橋。でも、この写真は、うまく木に隠された目の錯覚だった。

反対側に回り込んだら、なんのことはない、普通の上路トラスで、両端パネルの下弦だけが斜めになっていたものだった。落胆した。

この道は、国道から谷をひとつ挟んだ対岸の鰕池(えびいけ)という集落に行くためのものだ。それまでは、鰕池へのアクセスは下流側からだったのだが、1車線の細道だったために新たに造られたのだろう。旧道というか、従来の道のストリートビューがあるのは驚いた。

上の写真、左の袂に石垣がある。もしかして旧橋の橋台か? とも考えたが、この高さから橋がかかっていたことはなかろう。古い橋であれば、もっとギリギリまで谷に向かっていくはずだ。

路面は、プレートガーダー部分とトラス部分とがまったくわからないくらいにつながっている。写真手前はコンクリート橋台の部分で、親柱に相当する銘板は、きちんと鈑桁になる区間の左右に貼ってある。

  向かって左が「宝橋」(橋は異体字)、右が「二級町道 東川上鰕池線」(なぜかピンぼけだった…)。市町村道に「二級」とあるのは幹線道(規程あり)である証拠だ。

橋脚がおもしろい。手前は通常の橋脚、それにしても幅が広い。奥は向こう側にトラスの支承があるため幅広部分の高さが必要で、まるで羽子板のようだ。



JR越後線の妙法寺駅のすぐ近くにある農協倉庫。2階相当部分の上部に窓があるあたり、まるで体育館のようだ。水垢でいい感じに煤けており、農協マークもある。手前の空き地には瓦が積まれている。

妻面には「島田農業倉庫」。ここは「長岡市村田」という町名だが、近くには「越後島田郵便局」がある。これはいまの地名ではなく古い村名。島田村+桐島村→和島村→平成の大合併で長岡市、という流れだ。和島村に「島田」という字名があったのかどうかはわからない。

妻面株はシャッターのようだが、壁である。体裁が違うので、もしかしたらかつてはプラットフォーム、あるいは大きな扉だったのかもしれない。

反対側は、長手方向が同じ長さで高さの低い、片流れ屋根の建屋がついている。ここにシャッターがあるので、現在はここから搬出入をしているのだろう。

手前に出っ張って見えるのは、消化器。なぜか、わざわざそこに箱を飛び出させている。







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