夕方、吉野川べりの国道169号を西に向かって走っていた。直交する道路橋はすべてほぼ同じ高さに路面があるのだが、その向こうに、路面(軌道面)がはるか上にある橋梁が見えてきた。巨大なシルエットだった。交差点で停まっていたら、ちょうど列車が通りすぎた。その高さ、長さがわかろう。
通り過ぎて、西側から。川幅200mほどの吉野川を3径間のプラットトラスで渡っているが、このときの流路はうち1径間のみ。 北側は3連のプレートガーダー。トラス橋と共有する橋脚部、プレートガーダーには鋼製橋脚が与えられている。 このように。 橋脚は石積。線路は少しカーブしているため、橋桁は少しずつ角度をつけて配置されている。吉野川に沿って東に進んできた鉄道線は吉野川と直交する形で渡るために、一度北側に膨らんでから南下しているのだ。 まだこの路線には乗ったことがない。つまり、この橋を渡ったことがない。乗らねば。 PR |
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