地形を無視して作られた山奥の道路の橋には、人名だとか適当な言葉を組み合わせた名称が付けられることがあるが、ここにあるのは「送水橋」「余水橋」。行ってみれば「発電所橋」だ。 「送水橋」のあたりの山側を見上げると、水圧管路。岩知志ダムで取水され、水路隧道を通ってきた水の一部がここで解放され、谷側にある岩知志発電所に送られる。 谷側を見る。この先が、岩知志発電所。 横から見ると、それほど角度はきつくない。 水圧管路があるのは「送水橋」のところだけで、「余水橋」のところには、水管は見当たらない。ここまで太くないものが埋設されているのだろう。 岩知志発電所。 付近のガードロープのアンカーが、黒黄のゼブラに「ROUTE237」。 PR
北海道の十勝南部、大樹から厚内あたりの海岸沿いは、大規模な農業が展開する内陸部と違い、荒涼とした景観がずっと続く。とくに十勝川の河口あたりまでは、南から、ホロカヤントウ、生花苗沼、湧洞湖、長節湖などの潟が続く。いずれも釣り人が、どこからこんな数出てくるのかというほど集まる。
(地理院地図+カシミール3D) 湧洞沼から長節湖まで、破線と実線がある。GoogleMapsの衛星画像を見ても、クルマの轍はつながっているように見える。ただし1カ所、怪しいところがある。ここ、クルマの轍があるのだから、オフロードバイクならば問題なく走れるだろう、と思っていたところ、福田さんが下記のような動画をアップした。
これで、ますます行きたくなったので、行ってきた。 まずは、湧洞沼への道。 しっかりとした2車線。この先が行き止まりとは思えない。 ここは道道1051号。行ってみると、意外に海までは遠く、そして、考えてみれば当然なのだが、砂丘があって海がちょっと見通せない。写真は北東を向いたもので、左が湧洞沼、右が海。海には四駆が多数入っており、テントも多い。何を釣っているのかと思ってあとから検索したら、秋味。なるほど、多数の釣り人が来るわけだ。 Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA 360度写真を。 終端部。「行き止り Dead end」。 さて、引き返して、今度は長節湖のほうへ。 道道から入っていく。看板には「この先 未供用区間のため 通行できません 豊頃町」。バイクの轍がいくつか見えるので、安心して入る。 クルマの轍は、ところどころ深い砂のところがある。四駆とてフルタイムじゃないと厳しそう。そして1.7kmほどで、「終わり」と思われるところに出た。 この先で、細い川が海に流れ込んでいる。 バイクの荷物を下ろせば渡れそうだ。しかし、周辺には釣り人が10人くらいは見える。そんな中、排気系はノーマルだとはいえ、サンド路面ゆえにリヤを空転させながら走る…ということはちょっとできない。 また、足下の砂は、いましがたまで波が来ていたのではないかと思われるほどグズグズで、足を置いて体重をかけると3cmくらい沈む。おとなしく引き返した。 かくして湧洞沼から長節湖に抜ける試みは失敗に終わった。自転車なら行けるな。
十勝港で見た、超小型のタグボート、第三 十勝海運丸。続けてみると「第30」に見えてしまう。
下部はこうなっているのだな。前方の、水面下に突き出した足のような部分にはギザギザがついている、これで船体に引っかけるのかな。周辺にも垂直方向にあるので、緩衝材を固定というかズレないようにするための形状かもしれない。後方のは、前進するときの安定用かな。 チョロQとか、たまごひこーきみたい。 ほぼ中央に、360度回転するプロペラ。 正面から。 【2023.6.19追記】 ロータリーボートというようです。 隣の、第二 十勝海運丸。 こちらはもっと大きなエンジンを積んでそう。しかし、十勝海運の公式サイトには所有船舶の紹介覧がなく、検索しても情報がない。緩衝材なども取り外しているので、廃船状態なのかもしれない。なにかご存じの方はぜひご教示ください。 |
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