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支笏湖畔の遊歩道に、古いダブルワーレントラスが保存されている。出自をたどれば北海道官設鉄道が空知川を渡る場所に架けた空知川橋梁である。その後、苫小牧から支笏湖周辺に進出した王子製紙は自社のためにこの橋梁を譲り受け、王子軽便鉄道、通称「山線」の橋梁としてここに架設した。それが、非常に素晴らしい形で、ここに保存されている。

 
もっとも気になるのは横桁。下には潜れないが、一直線タイプで、縦桁はそれに突き当ててリベット留めされている。その縦桁上に枕木が並んでいたのだろう。

 
この、力強い橋門構。明治時代の鉄道橋としては過剰と感じてしまう。

 
銘板は、見た感じだとレプリカっぽい。

PATENT SHAFT &
AXLETREE CoLd
ENGINEERS
1889
WEDNESBURY



英国系100フィートポニーワーレントラスの横桁考の整理ページ


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2本の水圧管路。片や雨の汚れが目立ち、片やきれい。2本の間隔が空いているのであまり迫力がないようにも感じるが…


この太さ。高さ。この水圧管路への水は、宮崎県の小丸川上流、「新しき村」そばの川原ダムから延々水路隧道を通り、この真上にある調整池を経てここに落ちてくる。

 
川原発電所の建屋。こちらも一見、スケール感にとまどうが、4階建てに相当する。下見板張りを模した外装は金属製。


JR男鹿駅の「先」に、廃止された踏切がある。線路はその先で途切れている。


レールはそのままアスファルトに埋められている。この先にはかつて船川港駅があり、濃硫酸タキやガソリンタキが発着していた。

 
横を見ると道路があるが、多数のクルマが車線と直角に停められている。この道路は地理院地図やそれをベースにしているネット地図では「道路」としては描かれておらず、おそらくすでに道路ではない、単なる空き地なのだろう。それゆえに、写真を占領してクルマが停められている。

 
秋田の道路沿いに、鉄扉の向こうに佇む「日石灯油」の計量器があった。その腹部には、日石カルテックスのマーク。古くから大切に使われてきたに違いない。計量器は刷毛で赤茶色に塗られていて、そのマークにも塗料はついてしまっているが、塗りつぶさないようにされている。

もう開けっ放しなのかと思ったが、翌日通ったら鉄扉は閉じられてた。閉じられていたら、中にこのような宝物が眠っていることに気づかず、パスしているはず。一瞬の、偶然の出会いだった。それにしても、この真夏にこの灯油計量器、どういう用途なのだろう?


 
宮崎県の山間部、国道388号を走っていて目を奪われた。写真上部、樹木のあたりが標高約950m。下部の、「左右2連の砂防ダム」のようになっているあたりが標高約650m。高低差300mにおよぶ大崩壊地だ。その間、向かって左にはのべ12、右にはのべ8の堰が連続する。どう見てもまだまだ崩壊は続いている。いっそ、この谷をコンクリートで覆ってアンカーを打ち込みたくなる。

 
河床まで入れるとこんなだ。よくぞここまで作ったものだ。





 


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