大渡ダムの少し下流、国道33号を走っていると、立派な坑門が見えた。 長さと不釣り合いに感じるほど立派な坑門。これは北側。コンクリート製ということと、コンクリートによるピラスターが異様なほどのボリュームがあることが、強い違和感を持たせる。 反対側(南側)坑門。 ピラスターの根元には、石仏が安置されている。花は、すぐ近くにある集落の人の手によるものか。 この不思議な構造物については、マフラー巻きさんのサイトで理由が明かされていた。リンク先をどうぞ。 しかし、それにしても。ピラスターは、坑門が倒れないように抑える役目をするのだから、このように翼壁に抑えられるのであれば、翼壁がその役割をすればよく、ピラスターは必要なさそうに見える。ということは、かつてはこの翼壁がなく、ピラスターは全部露出していたのかもしれない。竣功時の写真があるといいのだが。 大渡ダム。 PR 平家の落人伝説が語られる、東九州の、かなり山深い村。県境を跨ぐ長大な林道と、周辺の無数の枝道で知られるこの村に、共同石油のサインポールがひっそり残っている。「おっ!」と思う人も多いようで、検索すると、それなりにヒットする。いま、このサインは全国にいくつ残っているのだろうか。 計量器もなく、塗装も剥げかけているが、建物はしっかりしている。窓ガラスもきれいだ。なんとオイルジョッキまである。間違いなく、なにかしら使われている。 写真をクリックして拡大し、防火壁の袖を見て欲しい。うっすらと、「((」という形に、青と赤の輪の一部が見えるはずだ。その痕跡はときどき見かけるが、末期共同石油のこの稲妻のような防火壁の下に透けているのは初めて見た。 * 共同石油のGマークは本当に美しいデザインだと思う。1980年代前半、Nゲージで関水金属(当時はKATOといわずセキスイと言いならわしていた)がDE10を発売したとき、広告には共同石油のマークをつけたタキ43000を牽かせた写真が載っていた。その刷り込みがある。いま、スマホの裏面に共同石油のステッカーを貼っている。 |
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