新潟駅ホームに行ったら「DLばんえつ物語体験号」なる列車がいて、思わず飛び乗って馬下まで行った。それは後述するが、馬下駅には油庫がある。こうして見ると、少し傾いている。
1910年にここまで開通したときから建っているようだが、立て看板まであるほどだ、近年には整備されているだろう。扉も木ねじもきれいなものなので、復元したのだろうと思う。 背側。大きな窓がひとつ。 煉瓦造りなのは耐火性能を求めてのものであって、とはいえ煉瓦の建築様式は守られている。柱は木製だろうか。さらには「煉瓦建築」なのに瓦屋根。見事な折衷様式ではあるまいか。 以下はおまけ。SLばんえつ物語体験号。ほぼ貸し切りでこれが撮れるくらい空いていた。 PR
仙田橋 国道403号のボーストリングトラス2題(1)との兄弟橋、それも兄のほうが、この室島橋だ。渡る川は渋海川。
北側。左の親柱のプレートは欠けているが、「三月(竣)功」のみ読める。下記の銘板から、1959年3月竣功だろう。右は「室島橋」。うっかり「宝島橋」かと思ってしまった。 銘板。 1958年12月 新潟県建造 建示(1955)二等橋 製作 名古屋石原工業株式会社 材質 ss41 「兄弟橋」と書かれながらも、仙田橋(弟)には銘板がなかったので、同じ名古屋石原工業製かどうかはここではわからない。 南側の親柱。左は摩滅しているが「昭和三十四年三月竣功」のようだ。右は「室島橋」。コンクリート製で、内側に石が貼ってある。色が異なるのは、補修(再貼り付け)した跡か。 東側には旧橋の跡がある。仙田橋のPDFには、こちら室島橋は、旧橋の隣に新橋を架設してから旧橋を撤去した、とある。ここにはどんな橋が架かっていたのだろうか。 spl.thnx @watanabejin
豊島団地の近く、隅田川にそってうねる一方通行の裏道に、大きなEssoの文字が見える。壁面のペイントかと思いきや、これがモザイクなのだ。
このモザイクは誰が作ったのだろうか。左官職人がタイルを砕いて作ったのだろうか。 それにしても給油所ではないし、給油所跡にも見えない。なにかの事務所だったのだろうか。1階の出入り口がシャッターであることもとても気になるが、内部はガラス扉だろうか。 冒頭写真で見えるように、左の建物はLPガス貯蔵庫。奥の土砂会社(?)と関係あるかどうかはわからない。 その向かいにある「鈴木燃料店」。「ミツワ 文化煉(瓦)」とある。看板からして小屋はぶった切られたのだろうか。Esso含めて不思議な建物である。 spl.thnx to @wisteriamarie
国道404号に連続するボーストリングトラスがある(あった)ことを書いたが、そのまま南下すると国道403号に合流した先に、少し離れてはいるがやはりボーストリングトラスがふたつある。その一つ、仙田橋。いまは指定からはずれたが、つい先年まで、この橋を渡る道が国道403号だった。右岸にバイパスができ、切り替えられた。
小坂橋 連続するボーストリングトラス(1) 鷺之島橋 連続するボーストリングトラス(2) これは左岸、東側。この橋を渡ると中仙田の集落に入る、という雰囲気がある。 東側の親柱の左は「仙田橋」、右は「県道 中條新田高柳線」(「県道」かどうか読めないが、大河津付近なので)。これは、架橋時には国道ではなく、県道だったということだろう。 西側。ポニータイプと言いたくなるような横構だ。 西側の親柱、左は「昭和36年7月竣功」、右は「せんだばし」。 この仙田橋が架かるのは旧川西町。十日町市のサイトにかつての川西町の広報誌の昭和35年11月10日版のPDFがあり、そこに仙田橋のことが掲載されている。 http://www.city.tokamachi.lg.jp/site/kyusityousonkohoshi/page_kawanishi/pdf/ka_1960_11.pdf 見出しは「中仙田の永久橋」。本文には「これまでチベットといわれてきた仙田郷」「昨年完成した室島橋と全く同型の、ボーストリングトラス…雪国の鉄橋としては最も合理的に設計され…」といった記述がある。 spl.thnx @watanabejin |
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