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2車線の道路が、なんらかの理由で中央線で分離され、上下それぞれの一方通行になる部分が好きだ。たいていは、ここ国道121号のように1.5車線幅の橋の横に別の橋を増設した例か、中央線部分に木が生えている場所である。東京周辺では、秩父の奥、国道140号の荒川橋がそうだ。

なぜ惹かれるのだろう。道幅いっぱいに…つまり右に寄って走ってもいいからだろうか。それとも、拡幅の際に、必要最小限の工事で済ませた気持ちが見えるからだろうか。

ただ、なかなかこういう場所は写真が撮れない。前後が狭かったり、それなりにクルマの交通量が多かったり。そんなときには、バイクが便利だ。

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福島県旧高郷村の道路沿いにワム80000があった。青い車体が剥げ、とび色2号が見えている。

青いワムハチといえば、コロ軸受けに改造されたワム380000かと思いきや、どうも「18658*」と見えるので、この青は持ち主が塗ったに違いない。

付近は雑草に覆われ、もう倉庫としても長く使われていないようだった。




ある初秋の日の、南会津の集落をつなぐ3桁国道。旧南郷村界から昭和村喰丸に向かう1.5車線の国道を東に降りると、空には鱗雲。

写真左、通行止めになっているのは駒止湿原へのダート。ここ7、8年は走ってないが、2015年の豪雨でどうなったか心配だ。



新発田市内を歩いていたら、Mobilの円形キャノピーかと思うようなコンクリート製の傘があった。数十人で歩いていたが、数人、「ガソリンスタンドみたい」という感想が上がった。

ふと見ると、人物の像がある。「川崎俊平寿像」。新潟県下の大手石油販売会社・川崎商会の創立者だ。給油所としては、ここが創業地となるようで、そのモニュメントとしてこのキャノピーがある。

出光なのに、なぜ円形なのか。おそらく実際にそうだったのだろうと思い、川崎商会の公式サイトから会社案内(PDF)を見ると、当時の写真があった。






















創業は岩船町だが、昭和30年に新発田市上町(現中央町2)に移転、さらに昭和36年にこの地(新発田市下町、現大手町1)に本店を移し、給油所も開設。それがこの写真だ。ただし、創業時の写真かどうかはわからない(後述)。

円形キャノピーに掲げられてた文字は見えないが、後ろの前面ガラス張りのサービスルームともども、時代の最先端の趣だ。

この給油所の閉鎖は平成21年とのこと。写真で見る限り、開業時のキャノピーと、いまのモニュメントは同じもののように見える。末期のキャノピーは、どのような装飾がなされていたのだろうか。たった6年前のことなのに、いまなら居ながらにして情報が入りそうなのに、手が届かない。新発田を歩いたときに地元の方に聞けばよかった。


さて、円形キャノピーといえばモービル石油を連想する方も多いと思うが、ガソリンスタンド・ノートによれば、モービルが円形キャノピーをデザインしたのは1965年だ。対して、この新発田の給油所は1961年。その1961年から、この円形キャノピーがあったかどうかはわからない。これは、非常に重要なことで、もし、こちらが先ならば、なんと驚くべき事だろうか。逆に、1961年の開設時にはなく、1965年以降に建てたものであれば…それは、モービルを真似したという可能性が出てくる。このあたりの証言を得られないだろうか。(この段落、2016年11月1日追記)



さて、川崎商会の会社案内をさらに見ていると、西堀給油所の立体駐車場は「日本海側初」とのこと。そのようなものとは知らずに、未就学児の頃の私は毎日、中で蠢くゴンドラを覗き込んでいたのだった。














福島県昭和村。国道401号にある喰丸(くいまる)トンネルの前後にはスノーシェッドがある。東側のシェッドは一直線であり、しかもシェッド内に「峠」がある。写真の向こう(西側)への片勾配のトンネルである。

このシェッド内側の、左右対称かつ連続性のある美しさを、ぜひ上の画像をクリックしてflickrでの大きな写真でご覧いただきたい。

東側坑口。奥に続く道が向こうに下っているのがわかる。トンネルの北側に旧道があるはずだが、クルマでは立ち入れない。





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