忍者ブログ
[198] [199] [200] [201] [202] [203] [204] [205] [206] [207] [208]
聖蹟桜ヶ丘のロータリーに行ってきた。永山から多摩市役所を経て丘を登り、尾根線のようなところにぶつかったら右に折れるとここにあたる。ここが尾根上にあると思っていた、歩いていたときは。

先日より使用開始されたロータリーの標識がある。ただし、手前に「止まれ」が併設されている。

ロータリーはバスが余裕で回転でき、バスベイもある。中央部は植え込みになっている。ロータリーに沿ってはいくつかの商店があるが、商店街と言えるまではない。周辺にも商店はなさそうで、みな、永山か聖蹟桜ヶ丘まで行かねばならぬようだ。

この写真、左奥をみると、さらに上り坂がある。ここは尾根筋かと思ったが、標高は106mくらい。この西側は113mくらいまである。

カシミール3Dと5mメッシュ標高データ、数値地図25000で描いた。中央部が緑なのは、ロータリーの位置が最高地点か否かをわかりやすくするためで、ここだけ突出しているわけではない。ロータリーの中心部はすこし標高が高くデータが作られている。

ロータリーから北へ登ると、完全に尾根線になる。右を見ても左を見ても、見下ろせる。東を見ると、多摩丘陵に多摩大学、稲城の米軍関連施設。そこには米軍の(レジャー的な意味での)キャンプ場があり、かつて友人のツテで何度かキャンプをしたことがある。テントが100張くらい張れそうな広大なサイトで、三方が山に囲まれているというロケーション、そんなサイトがいくつもある。

さらに北にヘアピンカーブが続くところがあるか、ここは『耳をすませば』のモデルとなった坂のようだ。下り始める寸前、南東をのぞくとこのように一直線に階段で下っていて、その先の道路では「止まれ」がたくさん見えた。


PR
ピット内の清掃も行き届いた、美しい転車台。

望遠レンズを持っていかなかったことが悔やまれる。銘板もある。宮地鉄工所製、昭和16年度。「年度」標記は珍しい。材料は日本製鋼…と読める。

  桁の内部は、もともと敷かれていたレールを使用して豆汽車が走る線路として利用されている。
道を走っていたら、大きなアーチ橋が見えた。この細い桁は歩道橋だ。前後の桁との接続部分も、どこかおかしなつきかたをしている。

このように角度がついている。どうやら、下の田への影響を最小限にとどめるためにアーチにしたのか。

アーチはこの細さ。アーチの下は畦道。

 
桁との接続部分と橋脚。歩道橋は歩いていない。歩行面を貫くアーチを見に行くべきだったか。



閉鎖されたコスモ石油の給油所。防火壁を見ると、丸善石油時代のツバメマークの円が浮き出ていた。

サインポールは、青と緑の色が抜けていた。


なんとも珍妙なトンネルだ。ぐいぐいと坂を登っていくと、切り通しの向こうに見えるのは、高架下をくぐるような形のトンネル。上には道路が通っているようで、ガードレールには稲が干されている。すべて切り通して上に橋を架けるのが通例だと思うが、なぜ?

尖頭アーチといっていいのだろうか。セグメント(といっていいのだろうか、シールド工法ではないだろうが)は折れ線になっている。【同日追記:プレキャストのアーチカルバートであった。後述。】

抜けて振り返ればこの土かぶりとこの断面。

銘板も隧道内左右に2箇所ある。2006年8月の築だ。

隧道の上に上がると、そこにはやはり道があった。

2006年以前の地形図を見れば、この謎は解決するのだが…。

【同日追記】
市瀬克己さんより「プレキャストカルバートではないか。橋を架けるには橋脚下の杭を支える支持層が重要だが、それをしていないということから地盤の問題かもしれない」というご教示をいただいた。土かぶりの浅さは私も気づいてはいたが、関連語句で検索すると下記のことがわかった。

・かつてはここに在来工法の隧道があった
・中越地震で覆工に亀裂、急ぎ改築
・迂回路を設定できないので、改築することに。
・工事は通行止めを減らすために、従前の隧道を開削し、そこにプレキャスト材で躯体を作る
・埋め戻す

という手順のようだ。詳細はこちらのPDFにある



Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 6 7 8 9
10 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア