茨城県の畑の中にある日立電鉄の廃車体を撮影した帰り道、コスモの脇にワム80000を見つけた。
なかなかの物置具合。屋根の上に載っているのは、トラックから取り外した燃料タンクだ。 向かって右、ワム188306。 向かって左、ワム283509。 コスモの給油所との間には道路があり、覗いてみると、ワムハチの裏手も物置スペースで、いろいろなものが置いてある。焼却炉は稼働中。さらに1両が見えた。 ワム283509の妻面に、こんなステッカーが貼ってあった。 ポリエステル樹脂コーティング屋根。ワム80000形の280000番台は屋根色が薄くなっている。鉄道模型でもそれは再現されているので「色が違う」ということは広く知られていると思うが、それは断熱のためにポリエステル樹脂コーティングしたためのもの。それが車体に注意書きされていることは知らなかった。 どう見ても給油所所有物、写真を撮っていると、店員さんが来て「珍しい?」と話しかけてきた。自分のクルマは満タンに近かったために給油に寄ることはできず、お礼を述べてその場を去った。 PR
樹木の成長に伴って、仏像の頭を取り込んだり、自転車を取り込んだりすることがある。この倉庫は、そういうことを連想させる。
車号は消えているが、ワラ1か、同じスタイルで一回り小さいワム60000だろう。 倉庫用として貨車の販売を大々的に始めたのが1984年2月以降。ということは、貨車の屋根のカーブに合わせて壁が作られているこの建物も、それ以後の築ということになるが、どうもそう見えない。もっと古そうに見える。 ここは道路を隔ててすぐ海、木造建築が早々に古びてしまったとも考えられなくもないが、それにしても…。 塩害もあろう。徐々に錆が進行している。 これは、向かって右の「取り込まれた」ほう。 右のものは、ちゃんと銘板も残っている。昭和38年製造ということは、仮に払い下げを昭和59年とすると、現役21年、こうして倉庫になって28年。余生のほうが長い。 貨車の廃車体はほうぼうで見かけるが、その大部分がそういう状態なのだろうと思う。
かつての国鉄赤谷線沿いを走る、県道14号沿いに、ヨ5000が放置されている。
「赤谷の駅」とあるが、もちろん赤谷駅跡ではない。別荘のような、喫茶店跡のような建物とともに、この珍妙な塗装のヨが眠っている。 屋根がかけられているのはなぜだろう? 車輪はこのようにコンクリートの土台の溝にはめ込まれている。板バネを見ると、ずいぶんと沈んでいるようだ。廃車体では沈んでいるのをよくみかける。 床下を見ると、車軸発電のベルトがまだかかっている。 ヨ5133、と読める。国鉄の銘板も現存している。 いちばん見惚れたのが連結器だ。私は子どもの頃から、自動連結器が大好きなのだ。なかなかよく撮れたと自分では思っている。 |
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