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塩沢川橋梁(只見線)

塩沢川橋梁(只見線)

鈑桁(プレートガーダー)



20111017-05.JPG只見線の塩沢川橋。会津塩沢の東、東行き(上り)の列車なら、滝トンネルに入る手前に渡る橋だ。国道252号が並行している。撮影時は、国道の塩沢橋の東端で通行止めになっていた。すぐ西のR252中丸橋の西端では、土石流の跡があった。

橋梁史年表によれば、データは下記の通りの、鈑桁とRC桁を組み合わせた8連の橋梁である。

・開通年月日 1957年8月1日
・橋長 108m
・詳細 RC桁(8.2m*か6.6m)+19.152m鈑桁×2(再用桁)+12.9m鈑桁×4+RC桁(8.2m*か6.6m)(小出方=画像左から) *『鉄道ピクトリアル』2010年11月号に掲載されている線路一覧略図(1982年)によれば18.2mとなっているが、それでは橋長が114mを越えてしまい、橋梁史年表および『田子倉発電所建設用専用鉄道工事誌』掲載の地図(の転載)にある「橋長108m」と矛盾するので、「18.2m」が誤記であると推測する。

なお、上の写真に写っている方とお話をしたけれど、何の調査をしていたかは聞いていない。



20111017-06.JPG西側の線路の上から。このように、廃線跡のように草むしている。左の仮設トイレは、ここに国道管理の仮設事務所が設けられていた関係によるもののようだ。

西側から見て行く。RC桁を撮っていないのは、なんというか…。いかんな。
20111017-02.JPG第8連(左)と第7連(右)。第7連・第6連の19.152m桁は、転用桁である。ウェブの端部、写真でいうと桁の左端に、縦に孔が開いている。橋脚にも銘板がついている。

20111017-03.jpg塩沢川橋りょう
設計 新橋工事局
施工 佐藤工業KK
設計荷重 KS-15
基礎工 コンクリート
基礎根入 天端から9.5M
着手 昭和31年9月5日
しゅん工 昭和31年10月11日

第7連の銘板。
20111017-01.jpg大正八年
川崎造船所○○(品川?)工場製作
LIVE LOAD COOPER`S E33
鉄道省
---------------
MATERIALS
(以下判読不能)

その第7連と同じ、第6連。
20111017-08.JPG魚腹型。なぜか第6連(の国道側)には銘板がない。

桁の下端がRを描いているのが時代がかっているというか。

この区間の施工が橋脚の銘板の通り昭和31年頃なのに、桁の製造は大正8年。40年弱の間、この桁はどこで何をしていたのだろうか。

只見線の会津川口以西、田子倉までは、電源開発田子倉専用鉄道として建設されたもので、『鉄道ピクトリアル』2010年11月号の只見線特集における『電源開発 田子倉専用鉄道沿革史』(澤内一晃)によれば、「ガーダー橋のかなりの分が飯田線水没区間からの転用であるのは知られた話である」とある。しかし、飯田線の水没区間(佐久間~大嵐間)の(三信鉄道としての)開業は1936年(昭和11年)であり、第7連の銘板にある、大正8年(1919年)製造とは時期が合わないし、なにより「鉄道省」という陽刻がある。ついでながら「レールについても飯田線と士幌線の水没区間から転用され(略)30kg…」とある。

第7連(左)と第6連(右)。
20111017-04.JPG

第6連(左)と第5連の架け違い部。
20111017-10.JPG左の第6連の右端、孔は縦1列と、天地に数個ずつの孔がある。第7連左端と異なるのはなぜだろう。

橋脚の銘板に記載事項は、前述のものと基本的に同じ。異なるのは基礎根入の深さで16.5m、また工事着工が9月10日で竣功が10月25日となっている。

20111017-09.jpg第5連の銘板。

電源開発株式会社
活荷重KS-12 ○○では212
株式会社宮地鉄工所製作

昭和31年
----------
L. 日本鋼管株式会社
○. 日本鋼管○○○○
○○ 富士製鉄株式会社

下のマークはなんだろう。Aとあるように見える。富士製鉄のマークは「S」である。

20111017-07.JPG第5連の12.9m鈑桁。右端には礼によって孔が開いている。


この塩沢川橋梁については、ネット上にはほとんど情報がない。列車を撮影するなら、西の第8只見川橋梁はじめ、知られた場所が多数あるからだろうか。それでも私は、こうした地味な橋梁にとても引かれるのである。
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五礼橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

五礼橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

ワーレントラス



20111016_000.JPG只見の街(といっても只見だから…)から東へ向かった。撮影ポイントとして有名な叶津川(かのうづがわ)橋梁の手前から、相当な被害が見えてきた。金山町の落橋地点にしろ、家屋への被害は眼に見える形ではなかった(すでに片付けが済んでいただけかもしれない)けれど、そこでは、明らかに被害を受けた家屋が立ち並んでいた。また、山側の沢から土石流が流れ出た跡がたくさんあった。

叶津川橋梁を過ぎたところの右側は、さらにひどかった。家のガラスは割れ、戸は開け放たれ、人は住んでいなかった。その先、土砂を除去する作業をしている先に、上の写真のような橋が見えた

20111016_001.JPG最初、手前側の桁が流失したのかと思った。しかし、望遠レンズで覗いてみるとそうではなく、橋台を残したまま、堤防部分が流失してしまっていることに気づいた。

アプローチ道路がどうだったのかはわからないが、鋪装はされていただろう。その築堤の、法面も、路面も剥がれた。そして、橋と繋がっていた土盛りが流失した。このアプローチ道路は工事中で、クルマが出入りしていたため、近づいての撮影はしなかった。

トラス桁に引っかかっている流木。あの高さまで水があった、ということにはならないけれど、漂流物はあの高さに達した。

20111016_002.JPG東側に廻って、西方向(上流方向)として見る。

この写真ではわからないと思うが、右側の建物の窓のいくつかは割れている。そして、建物の前の道は完全にえぐり取られている。国道の路面と只見川のふだんの水面は、2mくらいの差しかなかった(と思う)ので、とくに川幅が狭まったこの八木沢地区はひどいことになったのだろうか。

国道252号が通行止めになっているのは、これよりもう少し下流、会津塩沢駅付近以東である。



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只見線 第五只見川橋梁(平成23年新潟・福島豪雨で落橋)
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(只見町側)
只見線 第八只見川橋梁(平成23年新潟・福島豪雨で被害)
小川橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町
楢戸橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町
万代橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町
五礼橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町













 

万代橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

万代橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

ワーレントラス



20111015-06.JPGそそり立つ田子倉ダム(その向こうが田子倉湖)。手前の湖面は只見ダムが作り出す只見湖。二段構えのダムとして知られるふたつのダム。この、只見湖に架かる万代橋の1スパンが、平成23年新潟・福島豪雨で落橋した。

20111015-01.JPG湖面の標高は地形図にないので不明だが、万代橋たもとの道路に392mの標高点があるので、おそらく380m程度だろう。護岸部分には流木等のひっかかりが見えず、またトラス桁にもなにもひっかかっていない。もし、そのような状況であれば、このように「1スパンが落ちる」というのではなく、他の桁も流失する可能性も高いだろうから、只見湖の湖面はそれほど上昇しなかったものと推測する。

では、なぜこの1スパンだけ落ちたのか。それは、橋台側がごそっとえぐり取られたからである。桁の両端は橋台・橋脚によって支えられているが、その一方がなくなれば、落ちる。思い出すのは、新潟地震(1964年)の昭和大橋だ。








20111015-05.JPG橋台部分はこのようになってしまった。1m以上もえぐられた。奥の東屋の右にある立て看板が傾いているが、それも、片方の足の下がえぐられた結果だ。

20111015-04.JPG少し離れて、上流側から。只見ダムの堰堤の上の道路は通行可能なので、対岸に渡ることに問題はない。


20111015-03.JPG下流側から。

20111015-02.JPGトラス桁。このトラスをはじめ、万代橋は歴史的鋼橋集覧にも収録されているが、詳細なデータはない。

只見湖の中に、このように破損したまま不安定な桁を置いておくことは危険だと思うので、早晩撤去されるものと思うが、優先順位はもっと下流の被災地だろうし、どうなるのだろうか。


RoadExplorerさん撮影の、被災前の画像のリンクを貼っておく。この親柱もろとも、流された…?

・正面より
シチサン





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楢戸橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

楢戸橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

鈑桁(プレートガーダー)



20111014-01.JPG
桁の流失はないが、橋脚が移動し、桁も水平方向に移動してしまった橋。写真は伊南川の左岸で、右が上流、左が下流。欄干が、見かけ上「>」型になっているので逆かと思うが、伊南川の流れは「←」である。

20111014-02.JPG欄干でもよくわかるが、鈑桁を見てもよくわかる。これくらい、「>」型になっている。

路面の継ぎ目がどうなっているか見たかったが、自重した。

20111014-04.JPG手前(左岸の橋台部分)の継ぎ目はこう。

20111014-03.JPG左岸上流側から。右岸側(向こう側)の橋脚がずれた…というわけではないようだし、左岸側(手前側)の橋脚が上流側に傾いたわけでもないようだ。冒頭の写真のとおり、左岸側の橋脚が上流側に移動したように見える。

橋脚の上端のコンクリートが欠けている。そこまで水が来ていたということか。



反対、右岸側。
20111014-05.JPG一見、なんともないように見えるが、取り壊され、架け替えられるのだろうと思う。しかし、それはいつになるのだろうか。



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五礼橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

















 

小川橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

小川橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

鈑桁(プレートガーダー)



20111012_0000.JPG只見川の支流、伊南川(いながわ)流域も、甚大な被害を出している。伊南川は、田子倉ダムの少し下流で只見川に合流する川で、遡れば旧南郷村(現南会津町)、旧伊南村(同)、そして檜枝岐村となる。檜枝岐村の中で檜枝岐川と名前を変える。只見川の、とても大きな支流である。

伊南川末端は、両岸に道路が走っている。南側が国道289号、北側が県道360号。両者を結ぶ橋がいくつかあるが、3本が使用不能となった。見た目の被害がもっと大きいのが、この小川橋である。ご覧の通り、中間の桁が2スパン、流失している。

南側から、対岸の残された桁を見る。
20111012_000.JPG左(下流側)に落ちている桁は、ひっくり返っている。

眼を川に向けると…
20111012_001.JPG橋脚が倒壊している。洗掘され、橋脚が流失したことで、上に載っていた桁が落ちたのだろうか。

詳細は後述するとして、落ちている桁。
20111012_005.JPG護岸がえぐり取られているさまが恐ろしい。

南側橋台の支承。
20111012_002.JPG20111012_003.JPG20111012_004.JPG上から、下流側・中央・上流側。三つある。

対岸に渡る。
20111012_007.JPG「通行止」の立て看板がある。

20111012_008.JPGちょっと進む。南側に落ちている桁。

20111012_009.JPGその手前の橋脚。

20111012_013.JPG南側の橋台。

その下(下流側)。

20111012_012.JPG左岸側(南側)に落ちている桁。やはり裏返しになっている。そして、大きな傷がついている。心なしか、歪んでいるようにも見える。


20111012_010.JPG桁の下をくぐり、右岸・下流側から桁を見る。

20111012_011.JPG真下から。このように、「向こう」がない。

下に降りてみる。

20111012_015.JPG砂地は川底の泥のようにふわふわしている。

桁の端が、ぐんにゃりと曲がっている。恐ろしい。

20111012_014.JPG端部を拡大。厚さ1cmほどの鉄板でできたI型鋼が曲がっている!

20111012_017.JPG

天を仰いでいる(裏側)をのぞき込むと、スティッフナーが剥げているのに気がついた。溶接のはずなのに…。

20111012_016.JPG中間部のフランジもこのとおり、ぐにゃぐにゃ。こういう部分は、落橋したときにどこかに打ち付けたのだろうか。




落ちている桁の大きさ、ぜひ実感して震えてほしい…。





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只見線 第八只見川橋梁(平成23年新潟・福島豪雨で被害)

只見線 第八只見川橋梁(平成23年新潟・福島豪雨で被害)

ワーレントラス



20111011_003.JPGこの第八只見川橋梁は「渡らずの橋」だ。蒲生岳の山裾が只見川に深く落ち込んでいるこの地点では路盤を造りづらいため、桟橋としてこの橋が架けてある。地図で見るとこうなっている。「とりつく島がない」のがよくわかるだろう。
20111011map.jpgカシミール3Dと山旅倶楽部の10mメッシュ標高データで作成)

上の写真はA地点である。

全18連、RC桁と鋼橋の組み合わせで、会津若松側の第1連~第8連はRC桁(T型断面)9.8m、第9連は鈑桁で31.5m、第10連は25.4m、第11連・第12連が62.4mのワーレントラス、第13連が31.5mの鈑桁、第14連・第15連が19.2mの鈑桁、第16連~第18連が9.8mのRC桁である。赤字のものは、飯田線からの転用桁で、ワーレントラスは天竜川橋梁、三信鉄道の発注である。第14連は不明。

第12連(右端のトラス)・第13連・第14連。
20111011_000.JPG電柱のような流木が、手すりを突き破って桁の上に横たわっている。

20111011_001.JPG第12連のトラス桁。やはり、桁の上に流木が横たわっている。

20111011_002.JPG第18連のRC桁が終わると、スノーシェッドとなる。この部分の地盤は人工のものだろうか。地形図や衛星画像を見る限り、土を盛っているように見える。

路盤の側面、壁柱とでも言おうか、コンクリートの壁面を抑えている縦の柱の上半分が折れて下に落ちている(三ヶ所)。これも直さねばならない…のだろうな。また、シェッドの中にも流木が入っている。

写真には撮っていないのだが、第1連より東側に、路盤が流失して軌匡が宙づりになっているところがあった。只見線は橋だけでなく、細かな被害を多数受けている。


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五礼橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町









岩本橋 旧橋(国道352号 南会津町)

岩本橋 旧橋(国道352号 南会津町)

吊り橋



20111009_008.JPG個人的には、国道352号といえば檜枝岐を抜ける道、というイメージを持っているのだが、旧舘岩村(現・南会津町)を東西に走る道でもある。この岩本橋は、そのルート上にある。伊南川に沿った国道400号から、その支流・舘岩川を遡る形で東へ向かい、中山峠を越えて国道121号とを結ぶ。

国道400号から東へ入ってほどなく、上の写真のように古い吊橋の主塔が見える橋がある。岩本橋。昭和39年竣功の橋だ。橋梁史年表によれば、この場所には1911年10月と1919年8月に橋が架けられている。形式は不明だが、1911年のものが8年後に架け替え(?)られているとすると、1911年のものは木橋、1918年のものはもう少し恒久的な橋か。とはいえ大正7年である。

20111009_006.JPG西側の主塔。いまも電線を渡すのに使われている。現橋の桁裏を使えば、メンテナンスもラクだろうのに…。

東側の主塔。

20111009_009.JPGこのふたつの主塔、ちょっと藪が深くて近づけない。もし近づけたとしたら、竣功年の銘板を見つけたいものなのだが。




















 

明和橋(国道289号/福島県只見町)

明和橋(国道289号/福島県只見町)

ポニーワーレントラス



20111009_000.JPG只見川沿いの国道252号の横田から南下し、松坂峠を越えて国道289号とを結ぶ県道352号/153号が国道289号と出会う地点にある。伊南川のかかっている。写真は北側(下流川)右岸より撮影。このポニーワーレントラスが気になった。

20111009_003.JPGこちら、道路橋。

20111009_004.JPGこちら、歩道橋。

20111009_005.JPG見つけたとき、このポニーワーレントラスが旧橋で、隣りに新橋が架けられたのだろう…と思ったのだが、ポニートラスはこのような溶接+ボルト留め。そして、国土画像情報で昭和51年撮影の航空写真を見ても、ポニートラスはない。

ということは、単なる後付けの歩道橋であった。

右岸の上流を見る。
中心付近を拡大。
20111009_002.jpg橋台がある。

この橋台はいつの時代のものか。左岸にはないようだ。昭和39年のものにも写っていない。


こうして冒頭の写真を見てみると、同じスパンで桁の構造がまったく異なる。方や車道でワーレントラス、方や歩道橋でポニーワーレントラス。。負担する荷重、橋梁の幅・高さ等の違いだけでここまでの差になる、というのがよくわかる。










謎の橋梁

謎の橋梁

鈑桁(プレートガーダー)



20111006_001.JPG福島県の国道400号を北上し、金山町に入って割とすぐの道路左にある橋。欄干がない。旧橋だろうか。橋脚はコンクリート製である。

20111006_000.JPGその手前までは一瞬、砂利道。そしてギリギリ1車線分の橋はコンクリート鋪装。欄干はない。

この橋とルートの素性が知りたい。

只見線 第七只見川橋梁(平成23年新潟・福島豪雨で落橋)

只見線 第七只見川橋梁(平成23年新潟・福島豪雨で落橋)

ワーレントラス



引き続き、第七只見川橋梁。上の地図には記載がないが、上流側に「四季彩橋」がある(航空写真に切り替えると見える)。その四季彩橋が、いまの只見側両岸の生命線である。

20111005_000.JPG四季彩橋付近からは、このように見える。川の流れは画像下から上方向。右が右岸、会津川口方面。左が左岸、只見方面。

右岸には残った桁と橋脚があり、川の中には転げ落ちたトラス桁。左岸の断崖には、レールが垂れ下がっている。第1連~第4連は無事で、落ちたのは第5連(支間22.3mのプレートガーダー)、第6連(77.5mの上路ワーレントラス)。

トラス桁から見ていく。
20111005_002.JPG上路トラスだった第6連。線路があった面が左、底が右。ご覧のとおり、向こう側が歪んでいる。こうなると、廃棄だろうか。

20111005_007.JPG拡大すると、左下の、桁のコーナーには支承が見える。一部に枕木が残っているのも見える。下横構は、左からふたつめのパネルでは歪んでいるように見える。

少し右に振る。
20111005_008.JPGレールは残っている。

さらに右。
20111005_009.JPGこのあたりはまだ歪んでいるように見えない。これより右(この場所からは取れない)が歪んでいる。

再び引く。
20111005_005.JPGこうして見ると、トラス桁がねじれているのがわかる。

右の橋脚の支承を見ると、置くのはすべて引きはがされているが、手前のは下部が残っている。そして、それに草木が絡みついている。

さらに引く。
20111005_004.JPG引き抜かれた、橋の上にあったレール。手前側(只見に向かって左)のレールはジョイント部で分断されているが、奥川(同右)は、そこからさらに1本分、レールがつながっている。すなわち、枕木から引き抜かれている。そして末端が、滝(?)に洗われている。よく見ると、継ぎ目板がついている。

20111005_003.JPG残っている第4連。第5連(プレートガーダー)は、第6連に載せかけるように架かっていた(第一利根川橋梁のようにはなっていない)ので、第5連も、第6連とともにもっていかれたのだろう。

3脱線防止ガードを含めて4本のレールが敷かれていたが、垂れ下がっているのは3本。なぜだろう。

20111005_001.JPG残っている桁に、下から近づこうとしたが、藪に遮られて無理だった。

20111005_006.JPG回り込んで、残っているプレートガーダー。歩み板の一部がめくれあがっている。台風の風のせいだろうか、樹木が線路にもたれかかっている。

振り向けば、こう。
20111005_010.JPG夏の期間中、放置していたのだら、当然だ。しかしつらい。

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只見線 第八只見川橋梁(平成23年新潟・福島豪雨で被害)
小川橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町
楢戸橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町
万代橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町
五礼橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町












































 

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