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 大塚駅付近の裏通りを歩いていたら、円筒の建物が家並みの向こうに見えた。このビルの裏側から見ていたのだ。

真正面、ガン研通りに回ると「全管連会館」の文字。「全管連」とは「全国管工事業協同組合連合会」という。この円筒部分はもちろん「管」をイメージしたものだろう。なんというイメージ先行。屋上、垂直方向に切り取られている姿は「管」というよりもむしろ「竹」だ。

この円筒形部分はおそらく階段室。面白いのはその窓で、テトリスのブロックを連想するがあちらは四つの正方形の組み合わせ、こちらは三つないし一つである。写真で見るとやたらに縦に長く見えるだろう。この写真、デパースはしているが、1階のドアの縦横比などはほぼ実物通りだ。

本体ビルはいたって普通…に見えるのが惜しい。





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一見、同じテーマの書籍はいくつもあるし、ムックやパートワークもある、と思う人も多いだろう。でも、この本がおもしろいのは、貴重な写真を大きく見せることを意識していることと、雑誌的な作りになっている点だ。

ぼくの場合は、ライターさんには大変失礼なのだが、この種の本に書いてあることはたいて読むまでもない既知のことだ。だから、写真を中心に読んでいく。写真は、鉄道博物館をはじめ、米屋こうじさんや金盛正樹さんのモノクロ写真、吉永陽一さんのクワイ川橋梁の写真などが、時に見開き、時に1ページ大で迫ってくる。写真って大きくプリントしたものを見てなんぼ、と思っているのだけれど、それを「743円+税」で鑑賞できるのは、安い。

おもしろいのは、ムックなのに中綴じだということ。文字ばかりの書籍とも、コート紙の鉄道誌とも、よくある平綴じのムックとも違う、とても不思議な印象になっている。こうした本のほうが「鉄道好きが作った一般向けの本」よりも、鉄道好き含めて万人に親しみやすいだろうなと思う。

「編集人」はかつての同僚(といっても同じ部署ではなく、姉妹誌)、栗原紀行さん。当時もそうだったけれど、その仕事っぷりはFBで拝見してても、いかにも雑誌編集者ぽくて、わくわくする。『時空旅人』はいろいろなテーマで刊行されているが、鉄道においても、もっといろいろなアプローチもできると思う。というか、大変なのは承知で、自分がやりたい。もしアレがアレしたら申し出よう。


東京都立川市の国立極地研究所に付設する北極・南極科学館に行った。中にはコマツ製の雪上車が展示してある。このクルマについてはすでに多数のレポートがあるので省略するが、その脇、写真で言えば説明看板の裏にドラム缶がある。そこに、燃料を補給するための計量機が置いてある。

  手回し式の「ハイスピーダー給油機」だ。本体外部にプラスネジが使われており、実際に南極で使われた実物かどうかは不明だが、仮にそうではないとしても同型ではあろう。これで、南極でも使える粘度の経由を雪上車に注いでいたわけだ。

  アップすると「MK」マークがある。エムケー精工だ。同社のサイトを見ると、似たような形の「ハイスピーダー」がラインナップされている。ハンドル1回転で1リットルを汲み出す。自宅のファンヒーターの給油にほしい。


江古田にある一角。「残余地」というには少し大きい。歩道のない車線でよく路側帯を区切るために使われている柵で囲われていて、その奥には自販機が3台ある。

  ところが、その柵は、外側だけではない。その内側に、まるで資材置き場であるかのように柵が設置されている。足下をみるときちんと埋めてあるので、わざとこうしてあるのだ。

Googleのストリートビューを見てみよう。
(クリックでストリートビューに)
やはりといおうか、かつては自転車置き場というか無断駐輪というか、そういうふうになっていたようだ。それを防ぐために、自転車を停めることができなくしたのだろう。なんだかとても残念だ。

こんな狭い一角が、今後きちんと活用されるとも思えず、もしかしたら未来永劫、この角地はこのままなのかもしれない。



西武有楽町線新桜台駅近くにあるこの店。「百貨販売」という昭和40年代くらいまでの言葉、そして「ィ」がないと別の意味になりそうな「デスカウント」という業態。ショーウインドウは一昔前のカメラや時計を扱う店、あるいは質屋といった風情だ。

この手の建物は、ショーウインドウの高さが特徴的だ。採光のために窓を大きくする例としてはガソリンスタンドのサービスルームを思いつくが、この建物はあくまでもショーウインドウに徹している。

面白いのは向かって左半分と右半分で表情が違うのに、非常に整った顔立ちをしていること。バランスがいいのだ。1階部分、左は引き違い戸、右はドア。2階部分、左と右で窓の幅が違う。建物の屋根部分、右は北側斜線で屋根を欠いている。これだけ左右で表情が変わっていても、きちんとまとまっているのはすごい。







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